スパイダーマン 東映特撮版 (前編)

日本の誇り!スパイダ-マン 予告編 




スパイダーマン2、ついに7月から日本でも公開されますね!

スパイダーマン大好きっ漢(こ)のJ君としては当然黙っていられないわけです。J君は前作スパイダーマン1が公開される際も先駆けてレビューを行ったのですが、これが大不評



なぜあんなにスパイダーマンレビューが不評だったのかJ君は未だに分かりません。なぜだろう?紹介したのが別の映画だったからでしょうか?(たぶんそれ)



そんなわけで前回の反省を踏まえつつ今回も皆さんに先駆けてやっちゃいますよ!スパイダーマンレビュー。今度のスパイダーマンはなんといっても前作に比べて大幅にパワーアップしているところが魅力なんです。



スパイダーアクションがすごい!


ビルの谷間の暗闇に~♪



スポーツカーに乗って颯爽と登場!


車検通らなそう



敵はすごく凶暴になりました。


顔色悪っ!



巨大ロボだって出てきます。


胸の辺りがスパイダー





そしてなんと、






変なバイク

主人公が日本人



あれ・・・??スパイダーマンの主人公って日本人だっけ?

・・・・すみません、どうやら今回も間違えちゃったみたいです。

今回ご紹介するスパイダーマンは実写版は実写版でも、なんと「日本版スパイダーマン」。1978年~1979年にかけて放映された東映のテレビ特撮シリーズです。




バリバリ日本語のタイトル


東映で特撮・・・すなわちアメコミ原作のスパイダーマンの設定を完全に無視し、ゴレンジャーバトルフィーバーJ、もしくは宇宙刑事ギャバンのようないわゆる東映特撮テイストに完全に作り替えてしまっている。そんな強引さがこの日本版スパイダーマンの最大の魅力なのです。



だから・・・・



悪の組織のお姉さんもちゃんといます。


かぶり物がスゴイです



そして、その手下達もちゃんと控えております。


クチバシ・・・



・・・手下達になんでクチバシが付いてるのかは知りません。





そして、当然怪人も出現します。そして、巨大化もします。


お約束



・・・巨大化する原理はよく分かりません







そうするとスパイダーマンは当然巨大ロボットで対抗します。


まんま超合金



ロケットパンチもでます。


これもお約束



つまり・・・・巨大ロボットが出てくる辺りから内容的にスパイダーマンは全然関係なくなります。アメリカンコミックを代表するヒーローが東映ワールドに引き込まれる瞬間。清々しいくらいに強引ですね



しかし、侮るなかれ、(巨大化する前の)アクションシーンはCGを一切使わず、特撮だけで本場ハリウッド版に勝るとも劣らないアクションを実現しています。これはスゴいと言わざるを得ません。





結構スゴいアクション



では、ハリウッドの常識を覆す日本版スパイダーマン登場までのストーリーをご紹介しましょう。



400年もの昔から日本侵略を虎視眈々と狙っていた、悪魔の科学者モンスター教授率いる「鉄十字団」。その動きを阻止しようとしていた主人公、拓也の父は「鉄十字団」によって殺されてしまう。そして拓也も鉄十字団によって殺されかけるが、洞窟の中でスパイダー星人に出会い、スパイダーエキスを注入され、スパイダーマンとしての能力を身につける。そして地獄のヒーローとして「鉄十字団」壊滅のために戦うのです。




モンスター教授



・・っていうか、「鉄十字団」。400年前から日本侵略をねらってたって!400年前って言ったら江戸時代です。400年もあんなカッコで今まで何を待っていたんだろう。その行動力の無さに驚かされます。むしろ、400年も待ってたんならその辛抱強さに免じて一回ぐらい侵略させてあげても・・・とすら思います。



鉄十字団により瀕死の重傷を負った主人公拓也は、洞窟でスパイダー星人にスパイダーエキスを注入されスパイダーマンの能力を身につけるのです。




スパイダーエキス注入中


スパイダーエキス・・・・すごく体に悪そうですね





そしてスパイダー星人にもらった謎のブレスレットのスイッチを押すとスパイダーマンに変身!



スパイダーマン全身タイツが降ってきます。



上からバサッと降ってきます




チャックを閉めて・・・


わざわざ映さなくても・・




スペイダーマン!!(英語風の発音)


ホントに虫みたい






というわけで、次回は日本版スパイダーマン、そのツッコミどころ満載のストーリをご紹介しましょう。スパイダーマン2を観たかった方はとっとと映画館にでも行って下さいね。




次回、大活躍!








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