あまりのくだらなさにケツが崩壊!超絶ハイテンションバトル「スッペ漫画」とは何か?

あまりのくだらなさにケツが崩壊!超絶ハイテンションバトル「スッペ漫画」とは何か?

あまりのくだらなさでケツが崩壊!!
こんにちはJ君です。先日激辛がテーマのグルメマンガを探して「激辛 マンガ」というキーワードでGoogle検索を行っていた際に、全く激辛と無縁そうな「スッペ漫画」なるタイトルが突如として検索結果に紛れ込んでいるのを発見したのです。

しかもこの「スッペ漫画」は、英語に翻訳され海外でも配信されているとのこと・・・これはただごとではありません。もしかしたらJ君が知らないとんでもない超名作マンガを見つけてしまったのではないか?そう期待に胸を躍らせて・・・ドキをムネムネさせながら読んでみると、山ほどくだらないマンガを読んできたJ君が「くっだらねー!」と思わず絶叫するほどのくだらないマンガだったのでした。


ではそもそも「スッペ」とはなんなのでしょうか?スッパイマンではありません。J君は少なくとも今まで生きてきて「スッペ」なんて言葉は見たことも聞いたこともない言葉でした。ためしに「スッペ」でググってみると、今流行の偽ベートーベン・・・ではなくオーストリアのクラシック作曲家が検索されましたがこれは微塵も関係なさそうです。そんな謎のキーワード「スッペ」とは一体何なのか・・・?


これがスッペ

こいつです。ヒゲでハゲのおっさん。これがスッペです。皆さん唖然としているようですのでもうちょっと詳しく説明すると・・・


ほぼ全裸

右側のヒゲでハゲでフンドシ姿のムキムキマッチョなおっさんこそこのマンガの主人公スッペです。つまりスッペが主人公のマンガだから「スッペ漫画」。実にわかりやすく清々しいほどにひねりがないタイトルですね。

ちなみに、左側のバケモノアゴ男みたいなキャラはカメヤというスッペの宿敵です。スッペを倒すためだけに存在する種族で、誤解を恐れずに言えばスッペとカメヤはアンパンマンとばいきんまんのような関係といえます。では早速作品を紹介してまいりましょう。


ギューンて

オープンニングはいきなり空中をフンドシ一丁でギューンって飛んでいるスッペのシーン。超兄貴をはじめて見た時に通じるシュールさ。この時点でJ君はこのマンガからただならぬ、なにか根本的に他のマンガとは違うオーラがビンビン漂っているのを感じ取りました。悪い意味で。


集中線MAX

スッペの後を追いかける宿敵カメヤ。こちらもむやみやたらにスピード感があります。


スープの冷めない距離


白いケツが眩しい

こんな感じですごいスピード感の空中戦が続きますが、よくよく考えたら尖ったアゴの男がマッチョなおっさんのケツを追いかけ回しているだけの意味のないシーンです。

ここでカメヤに追いつかれそうになったスッペは突如として変身能力を披露します。その名も「チェンジ・スレンダータイプ!」細身になって、空気抵抗を減らすことで更にスピードアップする技です。


ホゲー

スレンダーっていうかジジイじゃんか!
・・・まあ確かに空気抵抗は減ってそうですけど。この感覚がスッペ漫画です。


逃げ切れませんでした

スレンダーになってカメヤに一気に差をつけるも、よそ見をした隙に東京タワーに激突。落下して豪快に地面に突き刺さるスッペ。ここからカメヤとの地上戦がはじまります。地上戦もこの超スピード感ですよ!


超高速のアゴがうざい

超高速で迫り来るカメヤのアゴ!・・・ってなんでわざわざアゴで攻撃すんの。どう考えてもリーチ短いだろ・・・。対するスッペもやられっぱなしではありません。ここでスッペは驚くべき必殺技を放ちます。


ついに反撃

必殺技「ロケットヘッドバッド」のカウントダウン開始、10・・9・・8・・7・・6・・5・・4・・


なんで3で発射?

スリーで発射!10からカウントダウンする意味全然ねー!!
自らの頭を飛ばすという捨て身すぎる攻撃もよくわかりません。一体スッペの体はどういう構造になってるんでしょうか・・・


通用しませんでした

その「ロケットヘッドバッド」が全然通用しないという・・・実は必殺技でもなんでもありませんでした。
スッペはこのまま負けてしまうのか・・・大ピンチです。まあスッペが地球の平和を背負っているとかいう設定があるわけではないので、別に勝っても負けてもどうでもいいわけなんですけど、とにかくピンチです。


ヒゲがピンチ

ついにカメヤ倒されてしまったスッペ、戦利品として自慢の口ヒゲも抜かれてしまいます。読者的にはどうでもいいシーンですが、スッペ的にはかなりの屈辱です。一話目にして主人公死亡とか・・・どうなってしまうのかこのマンガは


まさかのくじ引き

ところが抜いたヒゲは全部ハズレでした・・・って、なんでくじ引きになってるんでしょうか。実はこれはスッペが仕組んだトラップでした。そしてスッペの最強の必殺技「バスッ!!」が炸裂します。


子供が喜びそう

「バスッ!!」
はい見ての通り小学生レベルのお下劣技です。宿敵カメヤを一瞬にして倒してしまいました。
これならはじめからこの技を使えばいいじゃんという話ですが、「バスッ!!」は一日一回しか使えない制限があるのです。もし一日一回以上使うと・・・


ただごとではありません

スッペのケツが崩壊してしまうのです。それは大変だ!!
ではここでスッペのケツの崩壊シーンを御覧ください。


まさかのケツ崩壊シーン


のたうち回ってます

これは超痛そう!っていうかケツの崩壊の仕方が想像を超えてました
「バスッ!!」は一日一回、ゲームは一日一時間。ルールはちゃんと守らないといけません。

ここまでは一話目のシーンのご紹介なのですが、もちろん二話目も激ヤバくっだらない内容になっております。ついでに第二話の見どころをちょっとだけご紹介しておきましょう。スッペのイケメン姿からの変身シーンです。


まさかのイケメン


メガネを掛けてトランスフォーム


髪がヒゲに!


女子が驚嘆

ほんっとくだらない。くだらなすぎて震えるわ!(西野カナ)
ちなみに最後のコマの右下にちょっと出ているドブス・・・もとい美女は本作品の事実上のヒロイン、ボイスちゃんです。


エフエフっていう擬音がキモすぎる

「ハロー!」
ボイスちゃん、目の覚めるようなセクシー美女ですよね!マリリン・モンローかと思いました。(棒読み)
そんなわけで超ハイスピード&ハイテンションなバトルが繰り広げられつつ、小学生レベルのくっだらないギャグが満載、そしてやってることは全くの無意味というある意味究極のバトルギャグマンガ「スッペ漫画」をご紹介しました。

この「スッペ漫画」ですが、作者のハード・ヤメン先生についてや続編があるのかないのか、そしてなぜ日本で話題になる前にいきなり英語版が出版されているのか、そういったことも含めて非常に謎が多いマンガなのですが、難しいことを一切考えずに頭を空っぽにして読めるこんなマンガこそが今の時代に求められているものではないかと思いました。是非続編を「バスッ!!」と出して欲しいものです。

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出典)「スッペ漫画」 ハード・ヤメン/ストレン出版  Amazonで見る 

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