「美女」と「PC」と「液体窒素」……のだめ作者が描く『87CLOCKERS』の超絶マニアックな世界

「美女」と「PC」と「液体窒素」……のだめ作者が描く『87CLOCKERS』の超絶マニアックな世界

 みなさん『のだめカンタービレ』は読んだことがありますでしょうか? ピアノの才能は天才的なのに、部屋がゴミ屋敷と化してしまう汚女子・野田恵と、指揮者を目指すエリート&王子様キャラの千秋真一という、2人の音大生を中心としたラブコメで、クラシック音楽の世界をテーマとしたマンガでは最大のヒット作といえるのではないでしょうか。

 天然ボケのヒロインに王子様、そしてクラシック音楽――ある意味、少女マンガとしてはこれ以上ない極上の世界観を描いた二ノ宮知子先生。その二ノ宮先生が「のだめの次の作品」として世に送り出したのが、あまりにニッチなパソコンのオーバークロック(OC)がテーマの作品『87CLOCKERS』でした。一流少女マンガ家が、男子率99.9%ぐらいの超絶マニアックな世界を描く理由が謎すぎるのですが、読んでみると、これが想像以上に面白かったのです。

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テーマが重すぎた!? ジャンプ史上最も泣ける、打ち切りマンガ『飛ぶ教室』

テーマが重すぎた!? ジャンプ史上最も泣ける、打ち切りマンガ『飛ぶ教室』

 皆さん、涙活してますか? 1カ月に2~3分、思いっきり泣くことで心のデトックス、ストレス解消ができるらしいですね。ストレスフルな日常を送る現代人にはピッタリといえます。ちなみに僕は先日、足の小指をタンスにぶつけて強制的に涙活しました。むしろ、ストレスがたまったんですけど……。

 で、今回は涙活にも使えそうな、泣けるマンガを紹介したいと思います。連載当時は、主人公たちのあまりに悲惨な境遇が大反響を呼んだものの、わずか単行本2巻で打ち切られてしまうという二重の意味での悲しさを背負った作品でもあります。

『飛ぶ教室』は1985年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載されていた作品で、作者はひらまつつとむ先生。文字通り、あまりにブッ飛んだタイトル名に「教室が飛ぶわけねーだろ! ヤク中かよww」と子ども心に思っていたのですが、後になって、実はドイツの同名の児童小説『飛ぶ教室』から取ったものだと知り、随分と恥ずかしい思いをしたものです。

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