漫画版「電車男」とともに2ちゃんねる発の社会現象を振り返る
めしどこかたのむ
こんにちは、気がついたら正月もGWも華麗にスルーして、いまさら今年初更新のJ君です。漏れがすっかり更新をサボっている間に5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)がサーバー停止、ついに2ちゃんねる完全終了か!というニュースがありましたね。
結局、5ch.netから5ch.io( ttps://itest.5ch.io )にドメインを変えるという力技により、このひどいインターネッツはかろうじて生きながらえたようですが、平成時代にネットバトル、ネット炎上を引き起こす起爆剤として日本中を震撼させた匿名掲示板・2ちゃんねるの役割は、もはや実質X(Twitter)が担っていると言えるでしょう。
ところで藻前ら、「電車男」を覚えていますでしょうか?2004年の2ちゃんねるの独身男性板(通称毒男板)のカキコが元となり、2005年には書籍化、ドラマ化、映画化までされ37億円の大ヒットとなった2ちゃんねる最大のモンスターコンテンツです。本日はコミカライズされた「電車男」をご紹介しつつ、在りし日の2ちゃんねるを藻前らと一緒に思い出そうという、ほのぼのノスタルジー企画となっております。
コミック版「電車男」は原秀則先生による作画です。原秀則先生といえば「冬物語」でも頼りなくて情けない、負け犬主人公像を描いてますし「電車男」を描くにはこれ以上ないほどのネ申人選だったと言えます。早速ご紹介しましょう。
( ・∀・)つ原秀行ワールド
主人公(後に電車男と呼ばれる男)、「漏れ」のスペックはアニヲタ&ゲーオタ、服装=アキバ系、年齢=彼女いない歴で無論、童 t(ry…早くも往年の2ちゃんを知らない人にとっては何言ってんだか分からないスラングの連発ですが、そんな漏れのアキバ帰りの電車で事件が起こりました。
爺、逝ってよし
電車内の酔っ払い爺が女性客に絡み始めます。周りの乗客はこのやべー香具師に関わったら面倒だということで関わらないようにしていたのですが、漏れは違いました。勇気を振り絞ってこの迷惑爺にガツンと一喝、って言うほどでもないですが、「や…めろ」って感じで静止に入ります。普通の秋葉オタクタソや2ちゃんねらーには持ち合わせていない勇気ある行動です。
勇気出してみた
当然、爺の標的は漏れに向かうのですが、それをきっかけに周りにいたサラリーマンがフォローしてくれ、爺を追い出すことに成功します。
なにこの漫画みたいな (ry
そんな勇気ある行動に女性客からめっちゃ感謝される「漏れ」、その中の一人(のちのエルメス)から、お礼をしたいということで連絡先を交換することになったのですが、そこから全米(というか全毒男)が泣いたラブストーリーへ発展します。
2ch住民に相談していくスタイル
この「電車男」の画期的だったところは、この一連の出来事を漏れ(電車男)が、逐一2ちゃんに書き込んでは、2ちゃんの住人に相談していくことでリアルタイムな盛り上がりを見せるところです。さらに普通だったら連絡が途切れて自然消滅しそうなところなのですが、まさかあの子から手紙が…
くぁwせdrftgyふじこlp
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
某モビルアーマーじゃないよ
さらに、手紙と一緒に入っていた食器がなんと、HERMES…エルメスじゃん!!
ヒロイン・エルメス爆誕
ということで2ch住民の藻前らがにわかにヒートアップ!「高級ティーカップ=ガチの脈あり」の方程式が成立し、この瞬間、ヒロイン「エルメス」が爆誕したのでありました。
2ちゃんねらーってこんなビジュアルなの?
その後は、電車男が思い切ってエルメスに電話をかけるかけないですったもんだした挙句、2ch住民たちに励まされ、ケツを叩かれまくってついに電話、そして(リアルな)デートへとこぎつけます。そしてあの名言…
これが…SNSの原点
「めしどこかたのむ」
が出るのでした。当時(2004年-2005年)は食べログもまだメジャーじゃない時代です。初デートでどこに行くべきか、どこの店が美味しいかなんて情報は雑誌しかなく、口コミならそれこそ2ちゃんねらー達に頼るしかなかったわけです。今のSNSの原型がここにあると思うと胸熱ですな。
そして、住人情報を頼りにデートコースを下見し、美容院でバッチリ決めた電車男のビフォーアフターをご覧ください。
ちょwwwおまwwww
いや、イケメンすぎるだろ。
やばい、原先生が急に本気出してきた。まあ、もしかしてエルメスも電車男のイケメンポテンシャルに気がついていて電話番号を交換してきた可能性も無きにしもあらずですが…
詳細キボンヌ
そんな感じで、初デートが無事完了したあとも、なんだかんだで脈あるのかないのか、彼氏が居るのかいないのか、告白するのかしないのか、エルメスの女友達に品定めされたorz…みたいな2ch住人をヤキモキさせる _| ̄|○ 展開が続きますが
エルメスから電話が来ただけで大騒ぎ
基本的にはハッピーエンドに向かって一直線という展開でして、まあ結末がわかっているので、読んでる方としてはさっさと告白してクレメンスという気持ちで読んでしまうのですが、当時リアルタイムで実況に参加していた2ちゃんねらー達はまさに「ワールドカップの決勝戦を居酒屋で見てる」状態だったと言えるでしょう。
まあ告白成功するのはわかってるんですけどね
ワールドカップ並みの熱狂
というわけで、平成の2ちゃんねらーを熱狂させたラブストーリー「電車男」を紹介してみました。
結局、この「電車男」はその後どうなったのか?どうやら順調に交際は進み、その後結婚まで行ったらしいとか、スレに生々しいHな後日談が書かれていてドン引きしたとか、そもそも広告代理店が仕掛けた創作なので電車男など実在しないだとか、ひろゆきは本人に会ったことがあるといってたぞ、とかとか…いろいろ夢のないこともネット上では書かれていますが、信じるか信じないかはあなた次第です。
そういえば、少女漫画版「電車男」というのも存在しております。ホストみたいな電車男とキャバ嬢みたいなエルメスの「キラキラした電車男」を読んでみたい方はこちらもチェックしてみてくだい。それでは乙でした。
キレイな電車男が見られます
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「電車男~ネット発、各駅停車のラブ・ストーリー~」 原秀則 / 中野独人 / 小学館
「電車男」 御茶まちこ / 中野独人 / 講談社







