“怪物”と呼ばれた漫画家の軌跡……谷口ジロー版まんが道『冬の動物園』

“怪物”と呼ばれた漫画家の軌跡……谷口ジロー版まんが道『冬の動物園』

2月11日、谷口ジロー先生が逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。一昨年『孤独のグルメ2』発売記念イベントに出演させていただいた際、関係者の方から谷口先生の体調があまりよろしくないという話を聞いておりました。いつかまた元気になって『孤独のグルメ』の新作を描いていただけるものと思っていましたが……。

フランスの芸術文化勲章「シュヴァリエ」を受章するなど、海外でも評価が高かった谷口先生ですが、近年の代表作としては『孤独のグルメ』『「坊っちゃん」の時代』といった作品が語られることが多いです。実際、僕も『孤独のグルメ』をきっかけとして谷口先生の作品を読むようになったのですが、ハードな作風の『事件屋稼業』『餓狼伝』『神々の山嶺』、あるいは動物をテーマとした『犬を飼う』『シートン』などの作品に思い入れがある人も多いことでしょう。

実は、そんな谷口先生の自伝マンガがあるのをご存じでしょうか? その名も『冬の動物園』。これ、すなわち谷口ジロー版の「まんが道」というわけです。今回はこの『冬の動物園』から、偉大なる漫画家の軌跡をひもといてみましょう。

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「極悪美女軍団 卍(まんじ)」法で裁けぬ悪を討つ!魔都TOKYOタラレバ娘

法で裁けぬ悪を討つ!魔都TOKYOタラレバ娘「極悪美女軍団 卍(まんじ)」

「割礼ーっ!(敬礼のポーズで)」
こんにちは、J君です。当サイトでは法で裁けぬ悪党を成敗する仕置人マンガを不定期にご紹介しています。これは閉塞した社会に喝を入れたいという目的があったりなかったりします。(どちらかといえばない。)

最近も芸能界を突如引退した人気女優が暴露本で「全部言っちゃっ」たり、北のプリンスが暗殺されたりと、一般人にはよく分からない巨大組織の闇を感じる不穏な事件が相次ぎ、皆さんの心にモヤモヤしたものが溜まっているのではないでしょうか。そんなモヤモヤをスッキリさせたい貴方のためにご紹介したい仕置人マンガがあります。その名も「極悪美女軍団 卍(まんじ)」です。

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まるで井之頭五郎の老後……? 谷口ジロー作画の『センセイの鞄』がいい味すぎる!

まるで井之頭五郎の老後……? 谷口ジロー作画の『センセイの鞄』がいい味すぎる!

自分より、ひと回りもふた回りも年下の恋人ができる――。ほとんどの男性にとって、憧れのシチュエーションですよね。「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載されている『恋は雨上がりのように』は、17歳の美少女が、さえない45歳のバツイチ子持ちファミレス店長を好きになってしまうという年の差恋愛を描く作品で、僕らのようなアラフォー世代をキュンキュンさせてくれます。

しかし文学の世界には、この『恋は雨上がりのように』をも超越する、ハイレベルな年の差恋愛の世界があります。それが『センセイの鞄』という作品。70歳近いおじいさんと、30代後半独身女性の恋を描く本作。それも、加藤茶クラスの大物芸能人の話などではなく、ごく普通の教師と教え子の関係です。

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