あの“下町ボブスレー”のマンガ版『黒鉄ボブスレー』で読み解く「国産ボブスレー」の苦悩とは?

あの“下町ボブスレー”のマンガ版『黒鉄ボブスレー』で読み解く「国産ボブスレー」の苦悩とは?

現在、絶賛開催中の平昌冬季オリンピック。男子フィギュアで羽生結弦くんが金メダルを獲ってプーさんまみれになるなど、おめでたいニュースでにぎわう中、残念なニュースもありました。いわゆる“下町ボブスレー”騒動です。

「下町ボブスレー」とはダウンタウン育ちのアメリカ人ボブがスリムになっていくという話ではなく、技術の町・東京都大田区の町工場の職人たちが、高い技術力を結集して、国産ボブスレーを開発しオリンピックを目指すという、日本のものづくり神話を象徴するプロジェクトです。

その「下ボブ」を平昌五輪で採用する予定だったジャマイカチームが、突如使用拒否したため、契約違反として損害賠償へ……という、何やら、きな臭い騒動へ発展しました。「下町ボブスレー」は、オリンピックに出場した実績はありませんが、メディア展開は非常に先行しており、『下町ボブスレー 東京・大田区、町工場の挑戦』(朝日新聞出版)など6冊以上の関連書籍が出版され、NHKでドラマ化もされました。さらにマンガ版も存在しています。今回は国産ボブスレーの抱える課題や問題点がよくわかる、マンガ版“下町ボブスレー”こと『黒鉄ボブスレー』(小学館)をご紹介してみたいと思います。

⇒続きを読む <日刊サイゾー「ザオリク的マンガ読み」へ>

タイトルとURLをコピーしました