美少女の中身はオッサン!? YouTubeのディープな世界「バ美肉」マンガ2選

 令和になってもYouTuberの勢いは止まりませんね! うちには10歳の娘と6歳の息子がいるのですが、2人ともYouTubeが大好きです。ヒカキンはもちろんのこと、ゲーム実況もよく見ているようで、子どもたちの間で新しいゲーム用語が次から次へと飛び交います。

さらに、キズナアイに代表されるバーチャルユーチューバーいわゆる、VTuberも登場してきて、僕らおじさん世代は変化の速さについていけないのですが、今回ご紹介するのは、そんな最先端を行くYouTuberの中でもバーチャルな美少女の中の人は、実はオッサンだった……という「バ美肉」をテーマにしたマンガを2作品ご紹介します。

「バ美肉」をご存じない方のためにご説明しておきますと、「バーチャル美少女セルフ受肉」の略です。略す前の時点ですでに意味不明ですが、動画に出てくるバーチャルな美少女キャラクターの中の人を、実は男性が演じているというもの。昔で言う「ネカマ」みたいな概念なんでしょうけど、ボイスチェンジャーやモーションキャプチャーを駆使すると、動画の世界ではオッサンたちが美少女になりすますことができるんですね。うん、技術の進化に鳥肌が立ってきた!!

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現在進行形ドラッグ漫画『マトリズム』で学ぶ、ヤク中の最新事情

 みなさん、あけましておめでとうございます。昨年は芸能界の薬物汚染の深刻さを象徴するような大物の逮捕が相次ぎましたね。大物ミュージシャンP、元ジャニーズのT、元うたのおにいさんS、5度目の逮捕となったコメディアンT、そして今年の大河ドラマに出演予定だった大物女優Sまでもが逮捕されたのは記憶に新しいところ。今年も、芸能界を騒然とさせるような逮捕劇はあるのでしょうか?

さて、今回ご紹介するのは、麻薬取締官(通称マトリ)をテーマとしたマンガ『マトリズム』です。「バカリズム」「ギタリズム」「ポリリズム」などに通じるポップな響きと遊び心を感じさせるタイトルが目を引きますが、内容はというと、日常に潜む薬物の恐ろしさを実に淡々と描いています。連載中作品という強みを生かし、現在進行形で最新の薬物中毒のトレンドが描かれているのが特徴。麻薬をテーマとした漫画って、短期連載モノや単発の実録モノが多いため、『マトリズム』のようにリアルタイム性のある作品は、ありそうで意外とないんです。

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祝・結婚!! 壇蜜と結婚した清野とおるの幼少期を描く『バカ男子』がヤバすぎた!

『東京都北区赤羽』(双葉社)の清野とおる先生が、壇蜜さんと結婚という衝撃の発表から1カ月がたちました。あらためて、おめでとうございます! こんな有名人に拙著『このマンガ 恐るべし・・・!!』(彩図社)の表紙イラストを描いてもらっていたとは、なんて僕はラッキーなんだ!(遠回しに宣伝)

ところで決して便乗ではなく、まったくの偶然なんですけど、今回ご紹介するのは清野先生の『スーパーハイパー!増補 バカ男子』(イースト・プレス)という作品です。2009年に発売された『バカ男子』がパワーアップして16年に再販されたものなんですが、つい最近、WEBでも試し読みができるようになったので当コラムで紹介しようと思っていた矢先のご結婚ですよ!

で、この『バカ男子』がどういう本なのかというとズバリ、清野先生の子ども時代、学生時代に体験したエピソードをエッセイ&マンガで描いたもので、普段の清野先生の作品よりも文章が多めなのですが、『東京都北区赤羽』や『ゴハンスキー』(扶桑社)などのマンガ作品とほとんど同じ感覚で読み進めることができます。

そこに描かれているのは、清野先生の今と変わらない幼少期からのすがすがしいクズっぷり(褒めてます)と、これ商業誌に登場させちゃダメなやつじゃないの? と思わせる数々のアブない人たちです。清野先生は、子どもの頃からこんなヤバい体験をしてきた影響で、あんな作風になっちゃたんだな……と思わざるを得ません。

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『岡崎に捧ぐ』著者の戦慄する日常エッセイマンガ『きょうも厄日です』

「厄日じゃねーか!」と思えるような悲惨な体験も、マンガのネタにできると思えばオイシイ――もしかしたらエッセイマンガをなりわいとする人々は、そういうポジティブな発想で日々を過ごしているのかもしれません。今回ご紹介する山本さほ先生の『きょうも厄日です』というエッセイマンガは、まさしくそんなメンタリティを感じさせてくれる作品です。

山本先生といえば、代表作に幼なじみの岡崎さんをネタにしまくったエッセイマンガ『岡崎に捧ぐ』がありますが、個人的に印象的なのは、静岡の超人気ハンバーグチェーン「さわやか」を熱く紹介した作品と、Twitterで話題になった世田谷区役所と仕事をした時の揉め事を描いた作品です。独特の画力(えぢから)があって、一度読んだら忘れられなくなるようなインパクトがあります。

というわけで、『きょうも厄日です』の中から個人的に大好きな、珠玉のクレイジーエピソードをご紹介しましょう。

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これが令和の凄腕スナイパー!? 「ゆるふわ系殺し屋マンガ」2選

『ゴルゴ13』『シティーハンター』『クライング フリーマン』『殺し屋1(イチ)』『ザ・ファブル』などなど……昭和、平成時代に生まれた殺し屋マンガは数多くあります。とりわけ『シティーハンター』はシリアス一辺倒だけでなく、コミカルな要素も取り込み、殺し屋マンガ業界に新しい風を吹き込みました。

時代とともに新しい要素を加え、進化してきた殺し屋マンガですが、令和時代の殺し屋マンガのトレンドは、ちょっと今までと雰囲気が違います。キーワードはズバリ「ゆるふわ」。どこかユルくてフワッとした雰囲気の女子が、次々とターゲットをスナイプしていく、これが新時代の殺し屋マンガのトレンド。今回は、そんな「ゆるふわ系殺し屋マンガ」2作品をご紹介します。

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一風変わった毒親マンガ『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』

「毒親」という言葉をご存じですか? 過干渉や暴言・暴力などで、子どもを思い通りに支配したり、逆に子どもの世話を一切せず放置したりする親のことを指す言葉です。マンガの世界でも近年「毒親エッセイマンガ」が増えてきました。『母がしんどい』(田房永子/KADOKAWA、中経出版)、『酔うと化け物になる父がつらい』(菊池真理子/秋田書店)、『無敵の毒親~私は母のサンドバッグ~』(たもん、はるな/WコミックスZR)、『お母さん、あなたを殺してもいいですか?』(作画 秋本尚美、シナリオ 新田哲嗣/ジャンプルーキー)などなど、衝撃的なタイトルが並びますが、読んでみるとタイトル以上に衝撃的な内容だったりするので油断なりません。

化け物だったり、サンドバッグにされたりと毒親のタイプにもいろいろあるようですが、今回ご紹介するのは、その中でもとりわけ特殊なタイプの毒親マンガ『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』(ヤングマガジンコミックス)です。もうこの遠回しなマンガタイトルを聞いただけでも、なんのことを言ってるのかピンとくる人がいるかもしれません。

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なぜ転生させた!? 三国志武将が女子高生に転生するマンガ『劉備徳子は静かに暮らしたい』

 近年、異世界転生マンガの台頭が目覚ましいですね。異世界転生マンガブームは「小説家になろう」などの小説投稿サイトがきっかけといわれていますが、個人的な印象では『転生したらスライムだった件』がヒットしたあたりから、その傾向が加速しだしたんじゃないかなと思っています。

昔から主人公が異世界に転生するマンガ設定は珍しくなかったものの、最近は出オチ狙い、ギャップ狙いの転生マンガも多くなってきています。以前紹介した『どるから』なんか、K-1プロデューサーのおっさんを女子高生に転生させるマンガですから、必然性など皆無。「ビジネス転生マンガ」の極致ともいえますが、無理やり設定な転生マンガ、大好物です!!

というわけで今回ご紹介するオススメ転生マンガは、『劉備徳子は静かに暮らしたい』。なんと三国志でおなじみの有名武将、劉備・曹操・孫権がとってもかわいらしい女子高生に転生してしまうという、三国志を深く知っていれば知っているほど、そのギャップに悶絶してしまう作品となっています。

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『ダンベル何キロ持てる?』の真逆を行くダイエットマンガ『超時空減量ブタ&ゴリラ』

「デブじゃない、ぽっちゃりなだけ」

僕たち私たちは、今までそうやって自分を励ましながら、そして真実から目をそらしながら人生を過ごしてきた。だけれどある日、その閾値を超えてしまうことがある。それは、親しい友人に「「お前はデブだ」とはっきり指摘された時だったり、鏡に映った自分が想像を超えた「巨大なシルエットだった時……。そして、その瞬間は予告もなく突然やってくる。「デブの自覚」「絶望」……。

今回ご紹介するマンガは、そんな絶望からの脱却を試みる子羊たちにうってつけのダイエットマンガ『超時空減量ブタ&ゴリラ』です。現在講談社のアプリ「マガポケ」で絶賛連載中のなのですが、タイトルがいきなりトチ狂ってますよね!

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