これがゲートボール革命・・・萌え女子高生ゲートボールマンガ 「ゲートガール」
ゲートボールが女子高生の間で静かなブーム!
こんな事実があるのを皆さんご存知でしたか?デマではありません。ちゃんとニュースになってるんです。驚きですよね。ご近所の老人が早朝の公園なんかでやっている玉転がし的なものと思われていたゲートボールが実はJKに大人気のスポーツ・・・だと!?世の中はそんなことになっていたのか!しかもキティ姐さんともコラボしていたり。もうPCエンジンで「あっぱれゲートボール」をほのぼのと興じている時代とは全然違っているのです。
そしてその女子高生ゲートボールブームを牽引している女子高生ゲートボールマンガが存在します。その名も「ゲートガール」。本日はこの作品を通して驚くべきJKGB(女子高生ゲートボール)の世界をご紹介したいと思います。
「ゲートガール」は別冊漫画ゴラクに連載されていたひのき一志先生の作品です。漫画ゴラクって、女子高生とほぼ対義語といってもよいおっさん向けコミック誌なんですけど、これで本当に女子高生ゲートボーラーの普及に一役買っているんでしょうか・・・いまいち謎なのですが。さらに画からしてこんな感じです。
まさかの萌え系
狙ってる読者層が明らかに女子高生じゃない。女子高生読者層を狙うなら普通はもっとNANAみたいなやさぐれ少女マンガ風の絵柄を狙うと思いますが、完全にアキバ系です。そっちの層はゲートボールやらないだろ・・・ものすごいコンセプトのブレを感じます。絵柄が萌え系ということで
乳がすごい
主人公がこんな感じで
パンツ見えそう
ゲートボールをやっている姿がこんな感じという・・・
なぜにこのカッコでゲートボールなのか。これがいわゆるファッションモンスターというやつなんでしょうか、よくわかりません。
というわけで「ゲートガール」どんなストーリーなのか紹介してまいりましょう。主人公の東ノ宮高校一年、一条寺いちごはスポーツ万能女子高生。バレー部やバスケ部の助っ人に借り出される日々を送っていました。
ゲートボールクイーン ふたば姫
ある日、親友のりんこに連れられて、お隣の西宮学園の超有名アスリートヒロイン「ふたば姫」こと二井原ふたばを見学にいったのですが、「ふたば姫」がやっていたスポーツは何とゲートボール。
そりゃ怒るよね
ゲートボールの練習に勤しむ「ふたば姫」を見て小馬鹿にしていたいちごは、ふたばに「ゲートボールをバカにする人は許さない!」と勝負を挑まれます。
バカにした報いです
対決の結果、スポーツ万能少女として屈辱の惨敗をするいちご。この戦いにより、ゲートボールの魅力に目覚めたいちごは「ふたば姫」への雪辱を果たすべく、ゲートボール部設立を決意するのです。ゲートボール部の設立のためには5人部員を集めなければ!というありがちな展開からゲートボール部員集めに奔走するいちご。まあこういう感じのマンガですので集まってくるメンバーは当然
ゲート巫女
巫女さんだったり
ゲートメイド
メイドさんだったり
ということで徹底してアキバ系テイストな感じになっております。
さらに、練習試合では平均年齢70歳の老人チーム「ジーサンズ」とパンチラをかけて対決します。
負けたらパンチラ
女子高生とジイさんとの対決ってどんなだよ・・・って感じですがさすがゲートボールは老人に最適化されたスポーツです
プルプルしてるけど
一見ヨボヨボですがいざ試合をしてみると
やる時はやります
・・・とこのように覚醒するようです。ゲートボール、なめちゃいけませんね。
ゲートボール部員5人での強化合宿ではこのように
合宿中です
背中の流しっことか・・・ってえらくゆるいですね。
しかしながら、日本ゲートボール連合公認のマンガだけにちゃんと随所にゲートボールのルールの解説などが盛り込まれております。
楽しそう
基本ルールの解説はもちろんのこと
ゲートボールといえばこれ
スパークとか
ビリヤードっぽい
トリプルタッチとかのテクニック解説もあります
やはり力こそパワーな他の多くの球技に比べると集中力や頭脳を相当要求されそうです。ビリヤードとかカーリングとかそういう競技に近いんでしょうね。
もちろんマンガですから必殺技も随所に盛り込まれています。ご紹介しましょう。これが伝説の・・・
どこが伝説なんだ
「ほうき打法!!」
って、地味すぎだろ!すごさが全然わからん。
というわけでただでさえめずらしいゲートボールをテーマに女子高生をコラボさせてしまって、萌え要素も盛り込むという奇跡のコラボレーションを実現したマンガ「ゲートガール」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
昨今は女子サッカーの「なでしこジャパン」やカーリングの「チーム青森」などに代表されるように、女子の力によってマイナースポーツが注目を浴びることが多くなりましたが、ゲートボールも女子高生を中心に盛り上がることでさらなる飛躍に期待したいですね。ただ、若干不安なのは、ニュースになったのが2011年でそれ以降はパッタリと話題になっておらず、今でもブームが継続しているのかよくわからないところです。もしかしたらゲートガールは静かなブームのまま静かに終焉を迎え、ゲートボーイだらけになっている可能性もなきにしもあらずですね。ゲートボーイ・・・なんかテンションがさがる響きだな。
普通はこういうカッコだよね
とりあえず家でも気軽にはじめられそうなので、肉体年齢60歳のJ君はAmazonに売っている謎のゲートボールグッズ「ゲートボール(くだもの)」あたりで練習してみようかなと思っている次第です。
最後にゲートボールのますますの発展を祈願して主人公、一条寺いちごによる渾身のゲートボールギャグをご覧ください。
デカすぎだろ
「ちくび!」
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出典)
「ゲートガール」 ひのき一志/日本文芸社 Kindle版
◆WEBで「ゲートガール」を立読み ⇒ ebookjapan
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