「翔んで埼玉」だけじゃない、実は千葉県もヤバかった!パタリロにでてくる「千葉県は日本のノースダコタ」とは?
埼玉がやられたようだな。フフフ、奴は首都圏の中でも最弱・・・。
こんにちはJ君です。Twitterで「翔んで埼玉」が流行っていたのに便乗して当サイトで紹介したのは10月でしたが、その後に急展開を迎えました。なんと11月には複数のテレビ番組で「翔んで埼玉」が紹介され、12月には宝島社より「翔んで埼玉」が復刻することになったようです。
恐るべきは、Twitterで話題になった作品をいち早く復刻するという宝島社のフットワークの軽さですが、これにより1980年頃、「ダサイタマ」「県がイモの形」「海無し県」などと揶揄されていたダサイタマブームが再燃してしまうのかと思うといたたまれない気持ちになります。まあダサイタマを流行らせたのはタモリさんなんですけど。というわけで、今回はそんな埼玉のピンチを救うべく、「パタリロ」伝説の一節をご紹介して無関係なツラをしている千葉県の足を引っ張ろうと思います。「千葉県は日本のノースダコタ」、本日はこの言葉だけ覚えて帰ってください。
ノースダコタとは?
ところでノースダコタとは一体何でしょうか?ノースダコタとはアメリカのノースダコタ州のことであり、Wikipediaによれば・・・
「人口は70万人に満たず、全米50州の中で少ない方から3番目であり、面積は第19位なので、人口密度も4番目に小さい。」
「気象としては雨、雪、霰、ブリザード、寒帯前線、竜巻、雷雨および高速の下降噴流が起こる。」
(Wikipediaより引用)
などの情報が掲載されています。画像検索してもこの通り、広大な自然が広がる風景ばかりが表示されます。これはヤバイ。何がヤバいって、この広大な風景と同等に扱われる千葉県がヤバいです。
千葉県の恐るべき真実(?)について触れられているのは「翔んで埼玉」の作者でもある魔夜峰央先生の代表作、「パタリロ」です。もともとパタリロでは先生の出身地である新潟県弄りや「清くまずしく葛飾区」などの地域ネタがちょいちょい登場するのですが、千葉県ほどページ数を割いて弄られている県は他にありません。
千葉県は僻地
「ちっ千葉県というとあの埼玉県と茨城県にはさまれている、あの千葉県ですか!?」
「そう、端的に言うならば・・・僻地だ」
いきなり僻地って言い切りましたね。
この理屈で言うと○ッキー●ウスも僻地在住ということになりますね。この件にあまり深入りするとアレですのでこれ以上は控えますけど。
地味に嫌です
「千葉県の上を鳥が飛ぶと・・・落ちる」
成田空港の立場は
「千葉県の上を飛行機が飛ぶと・・・」
戦時中か
「B29と間違えられる」
など、など千葉県の上空がいろいろとヤバいことになっているネタに始まり・・・
コイサンマンネタ
若い人は知らないよなー
コーラーの瓶が上空から降ってくると、ヤリを持ったおじさんが神の国に旅立つといった、世代がかなり限定されるネタまで・・・。千葉県は僻地であり戦時中でありアフリカでもあるようです。ある意味で埼玉県より酷いですね。
コンバットいらずの土地
「千葉の奥地はゴキブリさえも生息できない不毛の地なのだ」
なんと、太古の昔より存在し、地球上の生物の中でも生命力が最強レベルと言われているゴキブリさえも生息できないとは!恐るべし千葉。テラフォーマーズよりヤバい。そうか!ゴキブリが大嫌いな人は千葉に住めばいいんですね!(そういう問題じゃない)
千葉はこわい所
「ノースダコタという所は千葉県にまさるともおとらない田舎なのだ」
いつのまにか、千葉のほうがむしろノースダコタよりも田舎ぐらいの感じになっています。たしかにノースダコタだってゴキブリぐらいはいるでしょうからね・・・。
その後は、ノースダコタをディスってるんだか千葉をディスってるんだか分からなくなってきますが、とにかくパタリロにより徹底的に弄り倒されます。つらいわー、千葉県民つらいわー。
同僚に白い目で・・・
「アメリカの千葉、ノースダコタ出身ということがバレたら同僚から白い目で見られるというわけだな」
いちいちアメリカの千葉
「アメリカの千葉、ノースダコタの出身者がそんなことをやったら間違いなく死刑だ」
というわけで、通行手形が必要な埼玉、納豆しか生産できない茨城に引き続き、ゴキブリが生息できない千葉県をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。もはやどこに一番住みたいかと聞かれたら・・・神奈川と応えるしかない状況になりつつあります。それにしても神奈川県のイメージが良すぎて悔しいですね。横浜方面や湘南方面はイメージが良すぎて鉄壁なので、守りの薄そうな「ホルモン厚木」や「かまぼこ小田原」あたりをいじってなんとか神奈川を陥れられないかと考えてしまう今日このごろです。(小田原の笹かまぼこは美味いです)
電子書籍版もあります
ちなみに、今回ご紹介した話は「パタリロ」単行本20巻「国王の陰謀」の回に収録されています。千葉県にお住いの皆様、千葉県への引っ越しを考えられている皆様は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
■■■
出典)「パタリロ」20巻 魔夜峰央/白泉社