実写版映画「北斗の拳」

ユーはショックすぎ!

YOU は SHOCK!愛で空が 落ちてくる~♪ (んなわけない)



ってことで、男のロマン。究極の世紀末バラエティ。その名も北斗の拳。20世紀を代表するスゴイマンガですよね。このメジャーなタイトルに真っ向から挑むほどこのBLACK徒然草は無謀ではありません。では真っ向から挑まないとなると・・・そうです、もしも誰も知らないもう一つの「北斗の拳」があったとしたらどうでしょう?



・・・それがあるんです。

今回ご紹介するのは、実写映画版「北斗の拳 ~FIST OF THE NORTH STAR~」です。






ハリウッド版北斗の拳





実写版北斗の拳のストーリー構成は北斗の拳の初期部分のクライマックス。北斗神拳の伝承者ケンシロウが胸に七つの傷を付けた宿敵南斗聖拳のシンを倒し、とらわれの身の恋人ユリアを助け出すところまでを再現しております。が、そこは実写版。そう甘くはありません。原作やアニメ版との微妙な違いをご紹介していきましょう。



ええと、まず大きな違いから。



ケンシロウ・・・・外人です。







シン・・・・・・・外人です。









みなし児 リン&バット・・・・・黒人です。

 ジャクソン5ではありません







はい、そうなんです。FIST OF THE NORTH STARというサブタイトルからも分かるとおり思いっきりアメリカンバイオレンス映画です。出てくる奴らはみんな外人。ああ、そういえば日本人もいました。たった一人。しかもヒロインであるユリアです。

















はい、迷惑メールのCMでおなじみ鷲尾いさ子さんでした。

何故たった一人だけ日本人・・・何故に鷲尾いさ子?・・・・強いて理由を挙げるならタッパがあるからでしょうか?



ちゃんと周りのアメリカンな雰囲気に合わせてケンシロウのことを「ケンシーロ、ケンシーロ!」とカタコトで呼びます。日本人の誇りを捨てたか?いさ子よ!



 実際の発音は「ケンシーロ」





さらに詳細を見ていきましょうか。ストーリーの冒頭は、ケンシロウの師匠リュウケンをシンが暗殺するするところから始まります。(原作ではラオウが殺します)





リュウケン 「北斗と南斗は戦ってはならんのじゃ」







シン 「これは争いではない。処刑なのだ。」 ぱんっ!(銃殺)

 え、銃で?





ええっ!?南斗聖拳は??





いきなり北斗の拳の世界観自体をブチ壊す展開。観てる方は違う意味でハラハラドキドキです。その他にも、このシンという男(外人)、どうも南斗聖拳の使い手なのかどうか疑わしいシーンがたびたび出てきます。回想シーンでは若かりし頃のケンシロウとシンが対決するシーンがあります。この戦いにシンが勝利し、ケンシロウの胸に七つの傷を付けユリアを奪うわけですが、このときのシンの決まり手は頭突きでした。





 シン様の奥義「頭突き」



ええっ!?南斗聖拳は??







 マッチョな男前のシン様





そもそも、主人公のケンシロウにしても問題アリアリです。胸の七つの傷もピップエレキバンみたいな質感で割とどうかと思うんですけど、ルックスはケンシロウつーかランボー怒りのアフガンみたいだし、妙に挙動不審な行動が目立ちます。物陰に隠れて様子を見ながら、戦うべきかどうか戸惑ってたりします。ビビッてんじゃねーよ!



あ、お得意の北斗神拳はバッチリ炸裂するんですが、迫力がイマイチです。すごいスピードで拳を繰り出すのはいいんですが、効果音が「ペチペチペチ」っていうのはいかがなものか?



 エレキバン疑惑





そんなわけで、北斗の拳の持つ世紀末な世界観とアメリカンバイオレンスの見事な融合を体験させていただきました。「あべし」「ひでぶ」「あたた」などのセリフやハート様などの濃いキャラが出てこないのは不満ですが、ちゃんと「ひでぶ」なシーンはありますし、なかなかイイ感じのB級映画でした。感想を一言で言うなら、「いさ子、後悔してないかい?」ですかね。死兆星が見えてますよ。





  

「あべし」 な人と 「ひでぶ」 な人






関連テキスト)韓国実写版北斗の拳

出典)Fist of North Star 東映ビデオ/東北新社

参考リンク) 実写版いろいろ