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やあみんな!受験してる?ジュケってる?本日もとどろけ!一番のお時間です。今日は、一番の永遠のライバルである常仁勝のいとこにあたる受験戦士のご紹介です。何と彼はアメリカ受験界ナンバーワン(アメリカ受験界って・・)
その名は間久堂鳴人(まくどなると)愛称マックです。間違いなく日本ではいじめの対象になりそうな名前ですね。
5年間のアメリカ留学を終え、日本に一時帰国した間久堂鳴人を常仁勝が空港でお出迎えです。
常仁「ようマック、よく来たな待ってたぞ」
間久堂「ひさびさに、日本のださい空気を吸いたくなってな」
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てか、お前のセンスはどうなのよ?
間久堂はさすがアメリカ育ち。最先端の学習法を導入しています。そのマル秘アイテムがミュージック学習ウォークマン。「メロディーはビートルズからYMOまで様々だが中で歌われている歌詞は全て歴史年号、暗記表さ。」と著作権などまるで無視の問題発言。
なるほどヘッドホンからは、「794(ナクヨ)ウグイス平安京~♪」などのサウンドが流れています。これがビートルズ・・・?てかそれ以前にアメリカ受験界で「鳴くよウグイス~」とか必要なのか?
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常仁に日本のナンバーワン轟一番の存在を聞かされた間久堂は、一番に日米受験対決を挑みます。中学受験界のガチンコBE-BOP予備校こと、大日本進学塾の塾長多田元春(またこのオッサンだよ)立ち会いのもと、魔の三百公式暗記試験で対決と相成りました。
魔の三百公式暗記試験とは、小学校六年間の全ての公式とその他の受験範囲以外のものまで、ざっと三百もの公式を暗記して望まなければいけない地獄のテスト。かつて、東大の学生がこれに挑戦して睡眠不足と過労のため死んだと言われる・・などという明らかに嘘臭い都市伝説で緊張感は最高潮に。
一番は、早速徹夜で公式を暗記開始。「円の面積=半径×半径×3.14・・・」「台形は上底+下底×高さ÷2・・」本当にこれで東大生が死んだのでしょうか?一方の間久堂は全くの余裕。公式を入れたテープをヘッドホンで聴きながら寝るだけです。アメリカ受験界ナンバーワンの秘訣は睡眠学習の模様。
試験日当日、公式の暗記で一睡もしてない一番。試験中に猛烈な睡魔が襲います。間久堂は睡眠学習で余裕の解答。早くも一番大ピンチ!。ガールフレンドの明日香ちゃんが必死の応援
「お願い起きて!お嫁に行ってあげないわよ!」
試験と全く関係ありません。
ここで不屈の受験戦士一番はとんでもない行動に!なんと両手に持った四菱ハイユニ(鉛筆)を両足に突き刺し激痛で睡魔を克服しました。(※トップ絵参照)それを見た間久堂、「ク、クレイジー。クレイジーだ!」全く同感です。そして、足に突き刺した血ノリで最後の問題を解答。名付けて四菱ハイユニ血染めクラッシュ!の炸裂。みごと激勝です。
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間久堂はというと、明け方の停電で学習テープがストップ。残り三問の公式が記憶できてなかったために敗北してしましました。睡眠学習破れたり。ご都合主義もここまで行けば拍手喝采です。
この激闘を見届けた塾長が男泣きしながら語ります。「肉を切らせて骨を絶つ。一番の捨て身の戦法がアメリカの機械技術に勝った。これこそまさに受験魂の勝利じゃ・・・」
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この男こそ受験界のガンのような気がします。
本日のレシピ ライバル: 間久堂鳴人 (技:催眠テープ学習法) ルール: 魔の三百公式暗記試験 一番の必殺技: 四菱ハイユニ血染めクラッシュ |
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引用)「とどろけ!一番」 のむらしんぼ/小学館