とどろけ!一番 6

シリーズ連載: 伝説の受験マンガ とどろけ!一番 part6










こんにちは、受験シーズン真っ盛りですね。その受験生の緊迫ムードを根底からぶち壊すようなマンガ、とどろけ!一番。今年もレビューします。今回は思いっきり真夏の話です。受験の鬼と呼ばれた一番もさすがに夏は辛いようです。「しかしこう暑くちゃ参っちゃうな」・・などと少年っぽいところも残ってるようですね。おや?














・・思いっきり長袖じゃねえか。





あいかわらず、言ってることとやっていることが錯乱しています。そこへ突如現れる受験戦士。そう、今回一番に戦いを挑むのは、受験生であるのをいいことに身内にワガママ放題の「甘井太郎」です。彼のワガママは尋常じゃありません。塾に妹を呼びつけ、靴を履かせたりカバンを持たせたり、夜食を何度も作らせたりと奴隷のようにこき使います。おまけにそのルックスまでワガママです。










 甘井太郎




弱くせえなあオイ。



世界中の「弱」というキーワードを集めるとこんなキャラが完成する感じですね。この甘井太郎、その特異なルックスの期待に応えるに必要十分な卑怯っぷり。金で悪党三人組を雇い、決戦の試験当日に一番をお化け屋敷内に監禁させます。試験はとっくに始まっています。一番はお化け屋敷に監禁中。このまま行けば甘井太郎の不戦勝は確実。一番またしても大ピンチ。



なんとか執念でお化け屋敷を脱出した一番ですが、既に試験開始後20分を過ぎようとしています。一番はここで甘井太郎に一撃かまします。わざと甘井太郎の机にぶつかり鉛筆の芯を全部折ってしまいます。コイツらは足の引っ張り合い以外考えることはないのでしょうか?










 不毛すぎる戦い






甘井太郎 「塾長!この鉛筆はもう使えません、新しいのを貸してください!」

塾長 「受験憲法第十七条により筆記用具は・・(中略)すぐナイフで削りたまえ!」

甘井太郎 「うぎゃあ!鉛筆の削り方が分からない!」



・・・殺したいほどウザい会話です。







そうです。何でも人任せだった甘井太郎は鉛筆の削り方が分からなかったのです。シャープペンを使うという発想は無いんですかね?ここで、一番は必殺の筆記用具を取り出します。その名も「四菱ハイユニスタンプセット」。左右の指にはめた記号スタンプを使い、ピアノを弾くかのように超高速で記号問題が解答できるスグレモノです。明らかにカンニングツール臭いんですけど・・受験憲法的にはオッケ-みたい。



そして一番の秘技「真夏の夜の夢スタンプアタック」が炸裂。今回も採点せずに一番の激勝。










 四菱ハイユニスタンプセット(もはや何でもあり)




失意の甘井太郎はなんとカッターナイフで自害を計ります。ぶん殴って止める一番。「百点とって一番になるよりも、えんぴつ一本削れる方が大切なんだぜ!」受験史上に残る名セリフで締める一番。もっと人として大切なことをたくさん忘れている気もしますが、珍しく綺麗なオチでしたので、今回は水を差すのは止めておきましょう。












本日のレシピ



ライバル: 
甘井太郎 (技:金で悪党を買収、一番を監禁)



ルール: 
 サマーナイトテスト(記号選択式)

      

一番の必殺技: 
真夏の夜の夢スタンプアタック