かつて週刊少年マガジンに「100万$キッド」というマンガが掲載されていたのをご存じでしょうか?
二階堂財閥の御曹司、二階堂ひろし少年が世界のギャンブラー達を相手にポーカー、ルーレット、ブラックジャックなどで闘う物語です。二階堂という名字のわりに名前は「ひろし」と地味ですが、そのことは本題とは関係ありません。
しかし少年誌にあっけらかんと賭博を題材としたマンガを載せてしまう柔軟性はさすがMMRを生んだマガジンならでは、です。
さて、この100万$キッド、賭博マンガという性質上、イカサマ野郎がわんさか出てきます。ポーカー世界大会編では当初対戦相手の3人に2人までイカサマ使いでした。後半に至っては5人中4人までがイカサマ師という荒れっぷり作者の苦悩が見てとれます。
こんなイカサマ大博覧会状態のマンガですが、少年誌だけあってイカサマのレベルも 子供騙し それなりです。それで「掛け金2億で勝負!」とか言ってんだから正気じゃないです。カイジには無い浅さが魅力です。今回のコラムではその大人げないイカサマの手口を紹介していきたいと思います。
最初のご登場はミス・マーベル。ルックスはこんな感じです。
何か持ってるよ、この人。。
怪しい、怪しすぎる・・・何で水晶球持ってんでしょうか、この人。イカサマアイテムが目立ちすぎです。イカサマの仕組みは、相手の眼球に映ったトランプを水晶球に映して相手の手を読むというものです
これがトリックの秘密だ!
これにひろしは、目隠しをして対抗。見事1億の勝負をモノにしました。
二人目のイカサマ師はこのお方。ジャン・ピエールさん。
危ない人ですね。
はい、この方も一目瞭然。どう考えても会場に入れてもらえそうなナリではないのですが、ひろしは途中までイカサマに全く気付いてませんでした。しかし最後にイカサマを指摘することで逆転勝利。勝負に負けて試合に勝つことができました。しかも、こっちの人形もじつは人間だったというオチが付き、いっこく堂もビックリのエンディングを迎えます。誰か気付けよ、途中で。
その後、体温でカードの数字が変わるトランプを使うヤツや、天井にハート形の赤い照明を設置してその下にトランプを置いてハートを多く見せようとするヤツ。試合前にひろしに催眠術をかけるヤツなどの難敵を順調に倒していくのですが、
ハート形の赤い照明
何と言ってもブッチぎりで卑怯なのはギルバート3兄弟。
兄弟3人 VS ひろし1人 でないと試合をしてくれません。
麻雀ではありません念のため・・
しかも3人のウチ、1人でもひろしに勝っていれば3兄弟の勝利というルール。どう考えても理屈がおかしいです。つーかなんで勝手にルール決めてんの?こいつら。しかしそこはさすがです。何とかキッドとか何とか味っ子とか言う人達は、どうも深く考えず勝負を安請け合いしてしまう傾向にあるようです。
そんなこんなで、ひろしもピンチになると親父に二階堂財閥の全財産の権利書をテレックスで送ってもらって勝負してみたり、ワンペアーのトランプを半分に破ってフォーカードに見せかけたりと天才ぶりを発揮して勝ち進んでいくのでした。ちゃんちゃん。
どう? 読みたくなった?