うちの5歳になる娘が毎日のように口にするとある名字
自分の名字でもなく、鈴木や佐藤などのようなメジャーな名字でも決してない
それは「まちおか」
都内のあちこちに点在するお菓子専門店「おかしのまちおか」を見かけるとそれに反応して「まちおか!」と叫ぶのだ。
地元の駅にもあるまちおか「まちおか!」
隣の駅にもあるまちおか「まちおか!」
阿佐ヶ谷にも中野にも池袋にも、とにかくこっちの行動範囲を先読みするかのようにお店がある「まちおか!」
先日はじめて行ったイオンモール東久留米の中にもまちおかがあった時は、もう逃げられないと思った。
「まちおか!」と娘が叫ぶ時は「お菓子を買ってくれ」と言っているのと同義である。
だからまちおかコールを無視して、店をスルーしようとすると涙目で訴えるのだ。「まちおか!」と
そのような状況に陥ると親である我々は108円(税込)程度の出費を免れることはできない。先日はめがねの形をしたマーブルチョコを買わされた。
そんな親を悩ませる「おかしのまちおか」の創業者は実は「まちおか」ではない。
オフィシャルサイトにはこう書いてあった。まちおかの意味は「町のお菓子屋さん」。
そう、「まちおか」名字ではなかったのだ。いままでずっと勘違いしていた。本当はいない架空の「まちおか」さんを恨んだりもした。全国のまちおかさんには申し訳ないことをした。
でもその理屈だと「おかしのまちおか」→「おかしの町のお菓子屋さん」てことになるので「おかし」がダブってると思うんだよね。そんなのって、おかしいよ!(お菓子だけに)