伝説のイケメンパフォーマンス集団　一世風靡SEPIA（セピア）

男にとって一番大事な物・・・・それは「構え」なのかもしれない。J君はこの教訓を一世風靡セピアのBESTを聴きながら思ったのです。もう一度皆に言おう「男は構えてナンボ」だと。理屈じゃないんだぞと。

一世風靡セピア。文字通り1980年代の一世を風靡した伝説のイケメンユニットです。ノーネクタイでソフトスーツ（ズートスーツ）を着込んだスタイルから繰り出される男臭い歌と踊りのパフォーマンスは過去に類を見ない物でした。そして、Vシネマの帝王「借王（シャッキング）」こと哀川翔やトレンディドラマの定番「ギバちゃん」こと柳葉敏郎を輩出したことはあまりにも有名ですね。

思えば柳葉敏郎の出世は一世風靡時代から運命づけられていたのかもしれません。もう一度先ほどの「構え」を見てください。一見全員が同じテンションであるかのようですが違います。

密かに野望に燃えるギバちゃん


柳葉敏郎だけ他のメンバーの3倍近い面積を確保しているのがお分かりでしょうか？「天下獲ったる」という柳葉のハングリー精神が、無意識にこれだけのスペースを確保させた
のではないかとJ君は推測します。そんなことはどうでもいいですかそうですか。

一世風靡セピアは、その話題性の割に活動期間が5年間（1984～1989）と短かったため謎の多いユニットでもありました。今回は一世風靡セピアうろ覚えな人達（J君含む）のために ひとつずつ謎を紐解いていこうと思うのです。



■　「ソイヤ！ソイヤ！ソイヤ！」の謎
一世風靡セピアの名を知っている人ならこの掛け声を知っていることでしょう。J君に至ってはこの掛け声だけの一発屋だと思っていたくらいです。そのぐらいこの「ソイヤ」という掛け声は 一世風靡の象徴でした。ではこの掛け声にはどんな意味があったのでしょうか？答えは「前略、道の上より」の歌詞の中にありました。

後半の花びらうんぬんのくだりはJ君的にはどうでもよくて、なんと「ソイヤ」には「素意や」という漢字があててありました。そうなんです「素意や」。どうやらただの掛け声ではなくきちんとした意味がありそうです。gooの辞書で調べてみましょう。

えーとだから「素意や」は・・・・・・・・・？？？
ここまで引っ張っておいてなんですが、やっぱり意味不明でした。



■　一世風靡セピアの「セピア」とは何か？
これまた一世風靡のミステリアスな部分でもあります。セピアってなんだ？ティッシュ？(それはネピア)　このあまりにも難解な謎に迫る事のできる重大なヒントが歌詞カードにありました。「前略、道の上より」の歌詞カードのクレジットにこう書いてあります。

・・・セピアって人なのか？
というか、それ以上に　作曲・編曲/GO TO　っていうのも誰？とかツッコみたくてしょうがないんですが（たぶん後藤さん）、これ以上謎が増えると夜眠れなくなりそうなので追求しないようにしておきます。

で、話は「セピア」に戻ります。
・・光GENJIでいうところのGENJIだろうか？
・・カルロス・トシキ＆オメガトライブで言うところのオメガトライブだろうか？
・・チャゲ＆飛鳥で言うところのチャゲだろうか？
あるいは　HITOE’S 57 MOVE の・・（以下略）
と、謎は深まるばかりですが、まあぶっちゃけチャゲじゃないことは間違いない。

そんなわけですっかり話がそれてしまいましたがどうやら、もともとは風見慎吾のバックダンサーとして踊っていたメンバーが「一世風靡」。その中から独立して歌とパフォーマンスをやるようになったのが「一世風靡SEPIA」なのだそうです。 どうですかとても勉強になったでしょう？（勉強？）

選ばれた男達「SEPIA」



■　一世風靡時代はギバちゃんは「ジョニー」と呼ばれていた。
「ジョニー」。ええと日系三世ですか？ミドルネームかなんかでしょうか。謎です。 とりあえず一世風靡オリジナルメンバーとニックネームを列挙してみましょう。

明らかにジョニーだけ浮いてるんですが。もっと言えば一人だけ外人気取り。どう考えても「ギバちゃん」の方が妥当です。 しかもジョニーはジョニーでも英語のスペルは「JONY」。あえて「JONNY」と しないところが男・柳葉のこだわりだそうな。決してスペルミスとかではないので要注意ですね。（何に？）

というわけで時代を駆け抜けた男達一世風靡セピアでした。ちなみに一切このコラムで触れられてきませんでしたが、リーダーは俳優の小木茂光さん（帽子の人）です。 お忘れなきようお願い申し上げます（J君は知らなかった）。 ちなみにチェッカーズのリーダーはフミヤではなくトオルです。間違えないようにね！（関係ない）。




左上の人、跳躍力ありすぎ




参考）　一世風靡歴代メンバー　一世風靡の歴史