うなれ長耳!アニメ版TMネットワーク

僕らの七日間銭湯・・・
こんにちはJ君です。一人暮らしでお風呂がないといろいろと大変ですね。銭湯代も馬鹿にならず大変つらい日々。こうやってダジャレで無理矢理話を広げようとしている自分が一番つらいわけですけど。(つらいというか痛い)
さて、皆さんは「TMネットワーク」をご存じでしょうか?そう、天下のTKことキーボードの小室哲哉をはじめ、ヴォーカルの宇都宮隆、ギターの木根尚登という3人の才能が結集したスーパーユニットです。TKといえば若い方はglobeやtrfやアムロちゃんのプロデューサーというイメージが強いかと思いますが、J君の世代でTKといえばなんといってもTMネットワークです。(もしくはV2)
ちなみにTMネットワークのバンド名は結成した多摩地区からとった「多摩ネットワーク」に由来しているといわれていますが、さすがにロックバンドとしてそれはアレだということで現在その事実はなかったことになり、「Time Machine ネットワーク」の略だということになっているようです。
話がかなりそれましたが、そのTMネットワークの代表作に「CAROL」というアルバムがあります。この「CAROL」というアルバムは矢沢の永ちゃんやジョニー大倉とはもちろん全くもって一切完膚なきまでに関連性はありません。メンバーの一人である木根尚登氏が書き下ろした小説「CAROL」を原作とするストーリー仕立てのコンセプトアルバムとなっており、当時のファン達に大きな衝撃を与えました。
そして、CAROLの壮大な世界観はアルバムや小説にとどまらず、ラジオドラマや写真集といったメディアミックス展開がなされていったのです。本日はそんな「CAROL」のメディアミックス展開の中でも、微妙に地味な存在だったアニメ版「CAROL」をご紹介したいと思います。
主人公のキャロルはロンドンに住む普通の女の子・・・という設定になっていますが、お父さんが有名なオーケストラのチェロ奏者。子ども扱いされることと、甘いものが何より嫌いで、コーヒーはブラック限定、トーストにジャムでも塗ってあろうものなら、母親であろうと容赦なく叱責するという、普通というには少々エキセントリックな美少女です。
ハンパじゃない気の強さ
そんな、キャロルの身の回りで次々と音に関わる不思議な事件が起こります。ロンドンの象徴ビッグベンの鐘の音が消失し、お父さんが突然チェロを弾けなくなりノイローゼに陥ります。
キレるお父さん
さらに、キャロルの大好きなバンド「ガボールスクリーン」のニューアルバムが大コケ。超駄作の評判が立ち人気が急落してしまいます。ちなみにその新作ジャケットは・・・
明らかにTM
どう見てもTMネットワークなんですが。
観ている人の誰もがツッコミを入れたくなるほどのくっきりシルエットですが抑えてください。ここでツッコミを入れていては話が進みません。
これは何かある・・・直感的にこれらの事件が普通ではないことを感じ取ったキャロル。
「キャロル・・・早く、早くここへ来ておくれ・・・」
突然、キャロルに幻聴が聞こえはじめます、もちろんこれは単なる幻聴ではありません。異次元の世界からTK(ぽい人)がキャロルに呼びかけているのです。しかし結果としてキャロルは周りからはちょっと奇行癖のある女の子に思われはじめます。
そして突如として思い立ったキャロルは、「ガボールスクリーン」のディスクを学校の音楽室でかけるといきなり異次元空間に吸い込まれます。
キャロルが吸い込まれた先、そこはなんともファンタジックな異次元空間。森の中で倒れているキャロルを見つけて心配そうに見つめる男が一人。
絶対木根さん
そう、ギタリストの木根さんです。
逆さになっても揺るぎないサングラスがなにより木根さんの証。
ずれないサングラス
このアニメでは「ティコ」という役名なのですが、分かりにくいので以後「木根さん」で統一させていただきます。それにしても・・・・
耳のところがファンタジーです
なんで長耳なのか?
ファンタジーの象徴である長耳を装備した木根さん。しかし、この長耳が災いしてか、フードをかぶると
フードかぶってます
このように不自然極まりない後頭部に。(大きなお世話)
しかし、ワガママ娘のキャロル嬢はミュージシャン木根尚登に対しても容赦しません。
「お腹が空いた、ハンバーガーが食べたい 早くして」
とパシリ扱い。早速木根さんは森の中に食料調達に行かされます。しかもキャロル嬢の天真爛漫さはとどまる所を知りません。木根さんをパシらせておきながら、勝手に森の中を動き回って迷ってしまいます。
森をさまよう中、キャロルはTMネットワークのプリンス、ヴォーカルの宇都宮隆こと通称「ウツ」に遭遇します。
似てない気がします
これは相当な王子様ですね。
もちろん彼も「フラッシュ」という役名があるのですが、読者の皆さまが分かりやすいようにあえて「ウツ」と呼ばせて頂きます。ウツはウツでプリンスぶりを発揮。甘いもの大嫌いなキャロルに向かって食料を要求。
「人間の女の子ならキャンディとかチョコレートとかアップルパイとか持ってるだろ?」
といきなり地雷を踏みます。出会って速攻で険悪ムードになるウツとキャロル。こんなんでこの先大丈夫なんでしょうか?
ところで、TMネットワークの3人とキャロルが倒すべき敵をご紹介しておきましょう。この世のあらゆる美しい音を盗み奪い去る化け物、死と破壊と絶望の魔王ジャイガンティカです。
音が食料です
死と破壊と絶望の魔王の割には、実害は音を奪い去るだけという、邪悪なんだか良心的なんだか分からない魔王ですが、音楽を生業とするTMネットワークたちにとっては当然一大事。そして、ジャイガンティカを倒す鍵を握っているのが人間界から来たキャロルだというわけなのです。
そのジャイガンティカの元であえて捕われの身となり、ピアノを奏でて邪悪な力を抑え込んでるのが我らがTKです。やはり世界のTKは違います。どうですかこの神々しさ。
アニメ版小室哲哉
そして弾いているピアノがまたものすごいゴールデンデリシャスっぷりです。
TKの衣装もやりすぎ
とても人間界のものとは思えないようなゴージャスなピアノ。もしかしてTKとは「天上界」の略なのか?
・・・で、その後いろいろありまして
完全にファルコンです
ネバーエンディングストーリー風のシーンがあったり
TKの不協和音攻撃!
TKとキャロルがユニットを組んで敵に音楽攻撃したりで見事魔王ジャイガンティカを倒すことができたのでした。
すごい3ショット
そして、キャロルお父さんはノイローゼから立ち直り、ビックベンの鐘の音が戻り、TMネットワークの人気は元通りになりましたとさ。めでたしめでたし。
というわけで、アニメ版「CAROL」。いかがだったでしょうか?不思議の国アリスをモチーフにしたような世界観とロックのコラボレーション。TMファンならずとも人生に一度は観ておきたい新感覚ファンタジーです。それにしてもなぜ木根さんだけ長耳なのか?依然として謎は残ります。
■■■