
あったまテッカテーカ
さえてピッカピーカ
それがどうした
ぼく、フルメタル極道
こんにちは。未来の世界の極道型ロボット、フルメタル極道レビューの後編です。まあ未来はウソですが。(前編はこちら)。何をやってもダメヤクザのうじきつよしが、尊敬する土佐のアニキの出所とともに暗殺されてしまう。しかし、マッドサイエンティストに死体を拾われ改造手術を施されたうじきはフルメタル極道となって蘇り、組織に復讐を開始する・・・・。
それにしてもマッドサイエンティスト役の田口トモロヲがマッド過ぎます。黄色いロングコート+素肌に皮ツナギ。世の中のマッドサイエンティストの常識を覆してます。・・・いや自分でも言ってる意味が分からないです。
すげえマッド
そのマッドサイエンティストの元で特訓を受け、拳銃の弾丸をも跳ね返すうじきつよし。こうしてみるとフルメタルって言うか・・・・着ぐるみ感バリバリですね。
ホントにフルメタルなの?
そして復讐を決意するフルメタル極道うじき。まずは自分を殺した組事務所にお礼参りです。
ヤッパで刺されてもビクともしません
うじき大暴れ。
フルメタル極道のすごいところは右目に透視能力が備わっているところです。右目が光ると、壁の向こうで待機中のヒットマンが丸分かり。
透けちゃいます
そんな感じであっという間に組を壊滅させたフルメタル極道。命乞いする組長も殴っただけで首が無くなってしまいました。すごいパワーですね。そして、組長の生首をサッカーボールのように蹴り飛ばすうじき。
酷い・・・
夜のネオン街を舞う生首・・・・この映画で最も美しいシーンです。
無駄にCGがゴージャス
そして、その蹴った生首が、うじきの所属していた「睦美組」にナイスゴール。Jリーガー顔負けのすごいコントロールですね。
到着!
そう、フルメタル極道の復讐はまだ終わっていなかったのです。暗殺劇の真の黒幕は自分の所属していた「睦美組」の組長だったのでした。うじきは自分の組に裏切られたのです。
いろんな意味で怖いです
自分のフルメタルな体を見せつけるうじき。周りはビビって手が出せません。そりゃそうでしょう。こんなカッコしたやつがいきなり入ってきたら極道だってビビリますよね。いろんな意味で怖いです。
そして、一直線に睦美組の組長に詰め寄りますが、睦美組時代の親友「タカちゃん」に諭され、復讐を諦めます。
唯一の親友タカちゃんが説得
そして目標を失いひっそりと海辺のテントで暮らすうじきつよし。しかし、組をボコボコにされた睦美組は黙ってはいませんでした。テントにダイナマイトを仕掛け、葬り去ろうと謀ります。しかし例によって透視能力で間一髪逃れるうじきつよし。再び怒りの大逆襲が始まります。
卑怯なダイナマイト攻撃
突っ込んでくるベンツを破壊し・・・
大きなノッポのフルメタル
そしてヤクザを皆殺し・・・
100人来ても大丈夫!
最後は謎の触手まで出てきてもう何がなんだか分かりません。
なんで触手まで?
というわけで「フルメタル極道」いかがだったでしょうか?
無駄にゴージャスなSFXとCGの効果はある意味キャシャーンを凌ぎ、エロ・グロ・残虐シーンの下品さはキルビルをも凌ぐ。そんなお年寄りからお子様まで安心して楽しめる痛快極道アクションです。お子様が成長期にこの映画を観たらきっと素晴らしい極道に育つことを確信しつつ、今はうじきつよしに心からお疲れ様と言いたいです。
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キャシャーンを超えるCG?
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参考) レビュー → ■ ■
出典) 「FULLMETAL極道」
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