一緒にヒャッハーしようぜ!!マッドマックスに負けないバイオレンスマンガ「バイオレンス特急」

一緒にヒャッハーしようぜ!!マッドマックスに負けないバイオレンスマンガ「バイオレンス特急」

いつも心にV8エンジンを!
こんにちはJ君です。皆さん、30年ぶりに復活したマッドマックスシリーズの最新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」はご覧になりましたでしょうか?この映画は最高ですよ。なにしろ観終わった後の感想が「ヒャッハー!」しか出てきません。

観る度にIQがドンドン下がる!!ものすごい予算と最高のスタッフ、最高の映像でお届けする最高のバカ映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、これに匹敵するヒャッハーできる国内映画は残念ながらなさそうですが、マンガにだったらあります!それが今回ご紹介する「バイオレンス特急」なのです。


ところで「マッドマックス 怒りのデス・ロード」はどんな作品か簡単に解説しておきますと、ヤマアラシみたいに全体がトゲトゲした車とか、戦艦みたいに馬鹿でかいトレーラーとか、天にも届くほどの竹槍に犬神家の一族みたいな全身白塗りの兵隊(ウォーボーイズ)がしがみついてブランブランしている車とか、フロントで火炎放射器付きのギターを掻き鳴らす男がいてリアには太鼓を叩きまくる男が4人乗っている車とか(説明不能)、とにかく最凶に頭の悪そうな車のオンパレード。

さらに白塗りウォーボーイズ達がV8エンジンを神として崇拝していたり、フェミニズムをテーマにしたとか言ってるわりには妊婦さんをボッコボコにしていたり、演出がド派手すぎて気が付かないけどストーリーはトレーラーが脱走して、目的地に何もなかったからやっぱり元の場所に戻ってくるだけというほぼ中身が空っぽの話だったりとか、とにかくどこをとっても規格外に狂ってる映画です。


バイオレンス刑事コンビ

このマッドマックスという狂った果実に日本が唯一対抗できる作品が「バイオレンス特急」なのであります(個人的見解)。「バイオレンス特急」はアストロ球団の中島徳博先生が描いたバイオレンス刑事アクションで、主人公となる伊達拓摩・徳丸菊千代の刑事コンビが乗り込む特注車「バイオレンス・ポリス・ギャラクシー号」を使ったカーアクションが最大の見所です。


頭悪そうなデザインが最高!

コレが「バイオレンス・ポリス・ギャラクシー号」です。なんだこれ素晴らしい!!
外装をガチガチに固めた装甲車で、機関銃を台座に取り付けることができ、後輪はキャタピラになっています。しかもこれだけ装甲がガチガチのくせに、なぜかオープン仕様大事なところを全然守っていないという全くもって意味不明な車です。刑事がコレに乗って捜査するっていうんだから、税金を投入する場所を明らかに間違っていますね。


バウワーム

事件が起こると「バウワーム」という車としてはかなり斬新な擬音で出動します。


ご近所バイオレンス

この最高に燃費の悪そうな車でご近所のヤクザ事務所や悪徳サラ金に殴り込みをかけたりします。物騒すぎてどっちがヤクザか分かりません。


ヒャッハー!!

何しろこれだけアホっぽいデザインの車ですから、走っていれば族のアンちゃんたちにも絡まれたりします。しかし、それが大きな間違い!バイオレンス特急にシャレは通じねえ!!


四つ目ライトはフェイク

フロントの四つ目のライトがカパッと開いて…


ヒャッハー!!!

鉄球が飛び出して族車を粉砕!!これぞジャパニーズバイオレンス!!V8!V8!V8!V8!(意味がわからない人は無視してください)


大変だ!

だいぶ知能指数が下がってきたところでアレですが、このギャラクシー号は意外と小回りも効くんです。例えばホテル火災での救出劇のシーン。


インドアもいけます


車で行く意味あんのか

なんと、車に乗ったままホテルの階段を登って逃げ遅れた客を救出!そうか、炎に負けないブ厚い装甲がここで役に立つんだな…ってこの車オープンカーだし!!意味ねえじゃねーか!!!


空も飛べるはず

最後はホテルの屋上から車ごとダイブして脱出。装甲車だからビルの屋上から落ちようがビクともしません。ひっくり返ったら即死のオープンカーだけど!!


水もいけんのか!

ちなみに水陸両用車なので水辺もいけます。ボンドカーよりすげえ!オープンカーだから水入りまくりだと思うけど!!

この機動力をフル活用し、テロリストが操る東名高速を二車線まるまる塞ぐほどの超巨大なダンプカーとのバトルも圧巻です。


巨大ダンプとの闘い

何がなんだか分からないと思いますが、高速道路の壁づたいに飛び回り、マシンガン掃射で暴走ダンプを攻撃。逃げ出した犯人にはこのセリフ。


殺す気マンマン

「ばかやろうが、それ以上逃げたって、いきつく先は三途の川しかねえんだぜーーーっ!」
殺す気マンマンじゃねーか!一応刑事なのに。


擬音がオモロイ

というわけでバイオレンスさ、疾走感、そして頭の悪さ、どこをとってもマッドマックスに負けず劣らず最高のマンガ「バイオレンス特急」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?マッドマックスの上映を見逃した方はこの「バイオレンス特急」で、この夏最高にIQの低いヒャッハーライフを送ってみてはいかがでしょうか?

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出典)「バイオレンス特急」 中島徳博/集英社/オフィス漫

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