「占い刑事(デカ)」読むだけで開運できる刑事マンガ

読むだけで開運できる刑事マンガ 「占い刑事(デカ)」











小さくても刑事(デカ)

こんにちはJ君です。ドラマとかに出てくる刑事物のタイトルって「刑事」と書いて「デカ」って読ませるものが多いですよね。なぜデカなのか疑問に思ったことはありませんか?Wikipediaによれば、明治時代の刑事は「角袖(かくそで)」という制服を着ており、盗人達が刑事のことを隠語として「ソデカク」や「クソデカ」と呼んでいたのが短縮され、「デカ」となったのが由来だそうです。「クソデカ」から「デカ」になったからよかったですが、もしかしたら「クソ」になっていた可能性もあったわけですね。まさに紙一重です。



そんな気になるプチ刑事トリビアを織り込みつつ本日ご紹介するのは、刑事マンガ「占い刑事(デカ)」です。なんと、占いで事件を解決してしまうという超画期的な刑事を描いたマンガなのです。




当サイトでは、過去に刑事物マンガとして、犯人が近づくとビクーンと乳首が反応する「胸キュン刑事」や、アフリカ象を一発でしとめる威力の44マグナムを犯人に容赦なくブッ放す「アクション刑事 ザ・ゴリラ」などを紹介してまいりました。つまり、優れた刑事たるもの、犯人を逮捕するために何かしらの特殊能力を持っていることが多いのです(たぶん)。



今回ご紹介する「占い刑事」においてもそれは例外ではありません。なにしろ凶悪事件をことごとく占いで解決するのですから、もしかしたらアメリカのFBI超能力捜査官なんかよりもっとすごいかもしれません。



「占い刑事」の作者は桑澤篤夫先生。ヤングジャンプで連載されていた野球マンガ「緑山高校」などのヒット作を描かれているのですが、その一方で占い師でもあり「マンガ手相占い」などの作品も手がけられております。「占い刑事」というブッとんだ発想も、漫画家兼占い師である桑澤先生ならではの発想といえましょう。



では占い刑事はどのようにして占いで事件を解決するのか、早速ご紹介してまいりましょう。まずは取り調べのシーンから。

なかなか自供しない容疑者に手こずる刑事たち。そこに突如、本日の運勢を読み上げながら取調室に入ってくる男がいました。





こんなカッコしてますが刑事です



スーツの上に易者スタイルという異様な風体のこの男こそ東新宿警察の刑事、城戸我宝(きどがほう)。通称「占い刑事」です。

っていうか今時本職の占い師でもこんなベタなカッコしてないですけど・・・。 早速、占い刑事流の占い取り調べの開始です。





いきなり容疑者を占います



まずは容疑者の年齢を確認して四柱推命で挑発・・・もとい、診断します。どうやら容疑者の今日の運勢は最悪の模様ですね。





姓名判断まで・・・



次に画数占いでバシッと姓名判断。「欲求不満が多いと運気は低空飛行のまま」・・・はっきり言って実に大きなお世話ですね。





容疑者もブチギレ



取り調べそっちのけで不吉な占いの話ばっかりされれば、さすがに容疑者もイライラしてきます。占い刑事の胸ぐらをつかむ容疑者。しかし、そこはさすが刑事。すさかずその手をわしづかみにして・・・





なんと手相も!


手相まで見てあげます。もう徹底的に占いのオンパレードです。





当たるとつい信じちゃいますよね


そして、またこれが的中しまくり!どうやら容疑者は女運が相当悪い模様ですね。



手相の次は人相学。女運の悪い容疑者に、「男を幸せにする女」と「男を不幸にする女」の見分け方まで教えてくれます。

たぶんマンガ史上初公開。ズバリ!これが男を幸せにする女、不幸にする女の顔だ!(すごい決め付け)







 
それは決め付けすぎじゃ・・・


・・・皆さんも気をつけましょうね!

そして最終的に女性関係が元で金銭を奪ったことを自白してしまう容疑者。いわゆる完落ち状態です。





完落ちです


いかがでしょうか・・・これこそが占い刑事の取り調べ術。威圧的な態度もとらず、暴力も使わず・・・それどころか証拠さえも必要ありません。ただ占うだけで容疑者を落としてしまうこの能力、まさにスーパー刑事ですね。



続いて刑事の定番、張り込みのシーン。占い刑事の張り込みですからやはり・・・





完全に本職です



町の占い師に扮して張り込んでおりました。張り込みのついでというレベルではなく、ガチ占いです。しかもよく当たるという評判で、行列まで出来てます。

完全に張り込みよりも占いがメインになっている感がありますが、いざ犯人を目撃すると・・・






占い師ならではの攻撃



この通り、ちゃんと犯人を捕まえます。占いで使う台を武器にして犯人を捕らえるなんて超画期的ですね。




悪人の相が出てます



「うおーっ、典型的な悪人の相、三白眼だな。」

ついでに捕らえた犯人の人相まで占います。どこまで大きなお世話なんだ・・・。



ちなみに、この占い刑事は風俗が大好きで、仕事そっちのけで行きつけのソープで借金苦のソープ嬢に 四柱推命で開運鑑定を行ったりもします。刑事とソープ嬢、二人とも素っ裸で占いをやっている姿が実にシュールなわけですが、これがまた・・・実に詳しくて、読んでいる読者が完全に四柱推命を理解できてしまうレベル。場所がソープランドでなければ完全に占い学習マンガです。



超詳しい解説



そんな設定もあってか話が進むにつれ、刑事の話より風俗の話の方が多くなり・・・男女の体の相性占いとか名器占いなど、話がどんどんシモ方面に突っ走って行きます。




ホントっすか・・・



小指を見て上ツキと下ツキを分かったり・・・




これはヤバい・・・



手のひらの感情線で包茎かどうか分かったり・・・




都市伝説じゃないのか?



鼻を見るだけで男性器の大きさが分かったり・・・




そこまで分析しなくても・・・



耳を見るだけで女性器が名器かどうか分かったり・・・

なんか、シモネタ占いばっかりで全然刑事と関係ないじゃん!と思いきや、実は大いに関係がありました。実は、犯人のプロファイリングをする時に、人相学が役に立つのです。例えばこのような事例です。




ホントにわかっちゃうの!?


すごく嫌なプロファイリング





・・・このように、人相学を駆使したプロファイリングで、犯人や容疑者の性格や女性関係が分かってしまうだけでなく、性器のサイズまでバレてしまうのです。実に恐ろしいプロファイリング技術ですね。っていうか性器のサイズは別に捜査に必要ないと思うんですけど。



ちなみに「占い刑事」ビジネスジャンプに連載されていたマンガです。ビジネスジャンプといえば「ビジネス」の名の通り、少年ジャンプ、ヤングジャンプ、ビジネスジャンプというジャンプ三兄弟におけるエロヒエラルキーの最上位にある雑誌であり、最もエッチなシーンが許されたジャンプといえます。読者のニーズ的にエッチなネタが多くなるのも当然といえましょう。「ビジネス」の名を冠した雑誌は実はエロい。覚えておいて損はない知識です。ちなみにこのエロヒエラルキーの関係性は英知出版における、すっぴん、べっぴん、デラべっぴんの関係に似ているともいえます・・・って、知らない人は調べなくていいですからね。念のため。



というわけで、マンガの大半を占いの解説に割きつつも、最後はしっかりと事件が解決してしまい、なおかつ読者は占いの知識がもれなく身につくというものすごく画期的な刑事マンガ、「占い刑事」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?この作品を読んで占いをマスターすれば、気になるあの人の顔を見ただけで、その人の性格どころか性器の状態までたちどころに分かってしまうすごいマンガでもあります。この知識をコンパで披露すれば貴方もきっとモテモテ(もしくはボッコボコ)ですね!







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出典)「占い刑事」 桑澤篤夫 / 集英社

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