サイゾーコラム

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うさんくささ全開! 東京五輪前に読むべきカオス漫画『ディアスポリス- 異邦警察-』

うさんくささ全開! 東京五輪前に読むべきカオス漫画『ディアスポリス- 異邦警察-』(日刊サイゾー掲載2019/3/22)皆さんは「インバウンド」っていう言葉をご存じですか? ダイエットに失敗することじゃないですよ! 訪日外国人旅行のことで、最近よく使われています。2020年の東京オリンピックに向けて、今まさにインバウンド景気のピークを迎えつつあります。そして、景気がいいということは、人手が足りない...
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時空を超えた盗作スペクタクル 『僕はビートルズ』レビュー

時空を超えた盗作スペクタクル 『僕はビートルズ』レビュー皆さんビートルズ好きですか? とりあえず、嫌いってことはないですよね? 昔から、ほとんどの日本人はビートルズとQueenのことが好きだって決まっているんです。いわば、国民総にわかビートルズファン状態です。そんな、ビートルズがほどほどに好きな皆さんに今回ご紹介するのは『僕はビートルズ』(モーニング KC)。作品のタイトルを見て「いや違うだろ…」...
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「ナマでヤるのはアリかナシか」で大激論! 型破り中学教師マンガ『鈴木先生』

「ナマでヤるのはアリかナシか」で大激論! 型破り中学教師マンガ『鈴木先生』 皆さんは教師マンガというと何を思い浮かべますか? 僕のようなおっさんは『まいっちんぐマチコ先生』『いけない!ルナ先生』みたいなお色気女教師をついつい思い浮かべてしまいます。もちろん、世代によって『GTO』だったり、『さよなら絶望先生』『地獄先生ぬ~べ~』『ビッグマグナム黒岩先生』など、さまざまだと思います。今回ご紹介する『...
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M‐1出場芸人のすごさがわかる、泣けるお笑い芸人マンガ『べしゃり暮らし』

M‐1出場芸人のすごさがわかる、泣けるお笑い芸人マンガ『べしゃり暮らし』 皆さん、お笑いは好きですか? お笑いといえば、その頂点は「M‐1グランプリ」ですよね。2018年末に行われた平成最後のM‐1では、平成生まれの若手コンビ・霜降り明星が 見事、史上最年少の王者に輝きました。しかしその直後、M-1審査員への暴言騒動が起こり、せっかくの感動を台なしにしてしまうという衝撃の結末を迎えました。いま考え...
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一度ハマったら最後……脱出ゲームより無理ゲーな「依存症脱出マンガ」の世界

一度ハマったら最後……脱出ゲームより無理ゲーな「依存症脱出マンガ」の世界 年明け早々風邪をひきました。紅白でDA PUMPがU.S.A.を歌ってるあたりから調子が悪くなり始めて、どっちかの夜が昼間になってる頃には最悪の体調になってました。とにかく咳がひどくて病院に行って咳止めをもらったんですけど、全然効かなかったので、市販薬でもっと強力なヤツはないのかなってネットで調べていたら知った衝撃事実。なん...
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シュールすぎ! 「無口なゴリラ似の男子高校生」がジワジワ来る『ゴリラーマン』

シュールすぎ! 「無口なゴリラ似の男子高校生」がジワジワ来る『ゴリラーマン』 ゴリラっぽい面構えの人っていますよね。ガレッジセールのゴリとかFUJIWARA原西とか。そういえば、女優や女性ミュージシャンでもゴリラっぽいと評判の人がいたような……具体的な名前を挙げると問題になりそうなのでやめておきますが、とにかくゴリラっぽい顔の人がいるというのは紛れもない事実であります。今回ご紹介する『ゴリラーマン...
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伝説の一大わんこスペクタクル『銀牙 』シリーズをひもとく!

伝説の一大わんこスペクタクル『銀牙 』シリーズをひもとく!(2018/09/26日刊サイゾー掲載)『銀牙 -流れ星 銀-』。「週刊少年ジャンプ」(集英社)の黄金期を支え、アニメにもなった、日本で最も有名な犬マンガです。もしかしたら、動物マンガというくくりでも頂点といえるかもしれません。なにしろ、出てくるわんちゃんは数千から数万匹単位ですから、『101匹わんちゃん』なんて比にならないレベルです。 し...
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ギャル男バトルマンガ『ギャル男THE爆誕!』で学ぶ、ギラつくキャッチコピーの作り方

ギャル男バトルマンガ『ギャル男THE爆誕!』で学ぶ、ギラつくキャッチコピーの作り方 皆さんは「メンズナックル」(ミリオン出版)というファッション雑誌をご存知でしょうか? 一世を風靡した「ギャル男」に、「伊達ワル」というオラオラ系要素を盛り込んだ雑誌で、紙面には「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」「今宵は俺のナイトメアで酔えばいい!」などの中二病要素満載なキャッチフレーズが躍ります。皆さんも一度ぐ...
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ツラすぎて直視できない……薄毛ラブコメ漫画の最高峰『ハゲしいな桜井くん』

ツラすぎて直視できない……薄毛ラブコメ漫画の最高峰『ハゲしいな桜井くん』 40過ぎてもいまだに髪がフッサフサの男性がいたら、絶対ヅラだと思うことにしています(自己防衛のため)、こんにちは。男性にとって永遠のテーマであり、非常に深刻なテーマである「薄毛」。トレンディエンジェルがブレークしたこともあり、勘違いしている人もいるかもしれませんが、どんなにハゲをいじられてニコニコしている人でも、例外なく心は...
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兄貴と舎弟が、ただただイチャイチャ! 『おっさんずラブ』を超える特濃BL漫画『なかよし番外地』

兄貴と舎弟が、ただただイチャイチャ! 『おっさんずラブ』を超える特濃BL漫画『なかよし番外地』先日、惜しまれつつも最終回を迎えたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)。おじさんが年の離れた女子に恋するストーリーなのかと思いきや、モテない33歳の主人公・春田創一(田中圭)が、その上司である55歳の部長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)やイケメンの後輩・牧凌太(林遣都)らに迫られるという、メンズだらけの胸キュ...
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こんな時代もあった! 「働き方改革」の真逆を行く、お仕事大好きマンガ『働きマン』

こんな時代もあった! 「働き方改革」の真逆を行く、お仕事大好きマンガ『働きマン』 最近よく「働き方改革」という言葉を耳にするようになりましたね。フレックスタイム、時短勤務、モバイルワーク、高度プロフェッショナルにワークライフバランスなどなど……。ワークライフバランスなんて言葉は最高に憧れます! 一度でいいからバランス取ってみたい。そういえば、仕事が増えると過食になって体重も増える自分は、ある意味バ...
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少女マンガの仮面をかぶった昼ドラ!? 夫婦交換マンガ『ママレード・ボーイ』は男子には刺激が強すぎる!

少女マンガの仮面をかぶった昼ドラ!? 夫婦交換マンガ『ママレード・ボーイ』は男子には刺激が強すぎる! 少女マンガに縁がなかった男子たちに、突発的に少女マンガの名作をご紹介しがちな本コラム。今回は現在、実写版映画公開中の『ママレード・ボーイ』をご紹介します。『きまぐれオレンジ☆ロード』と共に“柑橘系ラブコメ”の2大巨頭といわれる『ママレード・ボーイ』は「りぼん」(集英社)で1992~95年まで連載さ...
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伏線多すぎなのに、結局何もわからない! パニックホラーの最高峰『ドラゴンヘッド』とは?

伏線多すぎなのに、結局何もわからない! パニックホラーの最高峰『ドラゴンヘッド』とは? 名作といわれるマンガの重要な要素、それは「伏線」ではないでしょうか。いかに作品中に多くの伏線をちりばめ、ラストまでに美しく回収するか、そして伏線が張られれば張られるほど作品は壮大になり、面白くなっていくともいえます。もちろん、伏線を張りまくり、大風呂敷を広げまくった挙げ句にまったく回収されないまま打ち切られてし...
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現代の男は宮本成分が足りない! サラリーマンのバイブル『宮本から君へ』で仕事と恋愛を学ぶ!!

現代の男は宮本成分が足りない! サラリーマンのバイブル『宮本から君へ』で仕事と恋愛を学ぶ!! 今日もお仕事ご苦労さまです!! 日刊サイゾー読者の皆様の中には、ビジネスマンの方も多数いらっしゃると推察されます。近年のデキるビジネスマンと言えば、スマホ片手にノートPCを携え、スマートに仕事をこなすITサラリーマンのイメージですよね。しかし、スマートなだけがビジネスじゃありません。今時のビジネスマンがも...
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女子力のない男子は読んではいけない!? 未完の大ヒット少女マンガ『NANA』

女子力のない男子は読んではいけない!? 未完の大ヒット少女マンガ『NANA』 皆さんにとって、名前が「ナナ」の芸能人といったら誰でしょうか? 小松菜奈、水樹奈々、片瀬那奈、榮倉奈々、鈴木奈々、夏目ナナ、木の実ナナなどなど……いずれ劣らぬ大物ナナばかりですが(最後は別格)、今回ご紹介したいのは、ある意味日本一有名な「ナナ」、大ヒット少女マンガの『NANA』(集英社)であります。少女マンガの単行本発行...
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あの“下町ボブスレー”のマンガ版『黒鉄ボブスレー』で読み解く「国産ボブスレー」の苦悩とは?

あの“下町ボブスレー”のマンガ版『黒鉄ボブスレー』で読み解く「国産ボブスレー」の苦悩とは?現在、絶賛開催中の平昌冬季オリンピック。男子フィギュアで羽生結弦くんが金メダルを獲ってプーさんまみれになるなど、おめでたいニュースでにぎわう中、残念なニュースもありました。いわゆる“下町ボブスレー”騒動です。「下町ボブスレー」とはダウンタウン育ちのアメリカ人ボブがスリムになっていくという話ではなく、技術の町・...
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強そうな武将は大体トモダチ!『花の慶次』に学ぶビジネスコミュニケーション術

強そうな武将は大体トモダチ!『花の慶次』に学ぶビジネスコミュニケーション術 みなさまは『花の慶次 -雲のかなたに-』(集英社ほか)というマンガをご存知でしょうか。隆慶一郎先生の歴史小説『一夢庵風流記』を原作とした、原哲夫先生作画のマンガです。原先生といえば『北斗の拳」 があまりに有名すぎるため、その陰に隠れて若干印象薄めではありますが、『CR花の慶次』シリーズならパチンコ店でかなりよく見かけますね...
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シャンシャンブームに物申す!! 読めばパンダが嫌いになる? パンダマンガ3選

シャンシャンブームに物申す!! 読めばパンダが嫌いになる? パンダマンガ3選 上野動物園に新しく生まれたジャイアントパンダ「シャンシャン」のブームがスゴいですね!! 久々のパンダのお祭り騒ぎで、日本人のパンダ好きが改めて証明された感じです。なんでも観覧希望者の抽選倍率が40倍とか……。マスコミも連日の加熱報道で、木から落ちた! とか、自力で排便できた! とか、フンに竹の葉が混じっていた!! とかと...
少女漫画

男子禁制少女マンガの名作『ベルサイユのばら』は、男が読んでも面白いのか?

男子禁制少女マンガの名作『ベルサイユのばら』は、男が読んでも面白いのか? 正直に白状しますと『ベルサイユのばら』を、わりと最近まで読んだことがありませんでした。自称マンガ読みとして、この至高の名作を読んでいなかったのは誠に恥ずべきです。ただ、言い訳をさせてもらうと、いわゆる伝統的様式美にのっとった、全てのコマに花びらが咲き誇っているような少女マンガって、男にとっては読むのに結構勇気がいるんです。女...
漫画

永遠のマドンナ『めぞん一刻』音無響子、その抗い難い魔性を検証する

永遠のマドンナ『めぞん一刻』音無響子、その抗い難い魔性を検証する 一度でいいから管理人さんに「管理」されてみたい、そんな今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 管理人さんといっても、ビル管理人やウェブサイト管理人のことではありません。ほかでもない名作ラブコメ『めぞん一刻』の「管理人さん」こと音無響子さんのことです。男のロマンを過積載したようなヒロイン・音無響子。「永遠のマドンナ」「日本一可...