国辱的B級映画 カブキマン 後編

僕らの国辱ヒーロー!カブキマン 後編


完全に想定の範囲内でした!!

皆さん見ましたか?今週のニュースを、カブキマンレビューのアップに合わせるように中村獅童と竹内結子の婚約発表ですよ!まさに「カブキカップル」(言い過ぎ)。しかも、当代きってのさわやかカップルだとか。なんともうらやましい話じゃないですか。こっちも負けてはいられません。当代きってのさわやかカブキムービー「カブキマン」レビュー後編に参ります。(前編はこちら


さすがにトロマ生まれハリウッド育ち、悪い映画は大体トモダチな映画「カブキマン」だけあって、後編は前編程度のインパクトではすまされません。悪いことは言わない、もしあなたがピュアな歌舞伎ファンであるならば、今すぐそのままブラウザを閉じることをお奨めします。そうしないと貴方の心の中の歌舞伎は粉々に崩れてしまうでしょう。まるで食べかけの歌舞伎揚げのように・・・。



初代カブキマンが舞台の上で後継者にカブキパワーを伝承しようとしたところ、敵対する魔王一味によって妨害され、殺害されてしまいます。しかしひょんなことから観客席にいたNY市警の刑事ハリーがカブキパワーを伝承してしまった・・・前編ではここまでご紹介いたしました。



魔王は普段はNYの有力な実業家に扮しています、そして歌舞伎公演で起こった惨殺事件の捜査に圧力をかけ、なにごともなかったかのように揉み消してしまいます。一方、捜査の中心人物ハリーは伝承してしまったカブキパワーが仇になり市警の笑い者に。捜査からもはずされてしまいます。



 くま取り刑事(デカ)

たしかにこんな刑事がいたら捜査からはずしますよね。普通。

しかし、魔王の化身はそれだけではなく、ハリーの同僚の女警官まで手下を使って襲わせます。そしてB級映画らしく惜しげもなくおっぱいポロリの女警官。



 横からポロリ

わざわざポロッといきやすそうな衣装を着ているあたりもさすがです。





 生身では弱いです

この女捜査官に惚れているハリー刑事は当然助けに入ります。しかし敵の人数が多すぎるため、逆に囲まれてボコボコにされます。そして、ピンチに陥ったヒーローは当然・・・変身しますよね?そう、カブキマンに変身です。



 なんでこんなものが

背中から歌舞伎柄のマントが出てきたと思ったら・・・



 スーパージョッキー並

なんか熱湯ルーレットの生着替えみたいになってます。



 液体ドーラン?

額から白い液がにじみ出てきてどんどん白塗りメイクになっていきます。これは便利ですね!



 「カ」って書いてあります

カブキマーンサーンジョウ

カブキマンに変身したハリー刑事の華麗なるカブキ攻撃の開始です。





 環境に悪そう・・・

カブキマンの必殺ワリバシ攻撃



 サボテンみたいです

すさまじい威力です。これを食らったらどんな悪人も一発で改心するに違いありません。歌舞伎と関係ないけど。



 鉄火巻き?

口うるさいアマには巻き寿司攻撃。これも歌舞伎とは全然関係ありません。

そんなわけで見事悪党を成敗したカブキマンですが、カブキパワーの影響か、ハリー刑事の体の中にはいろいろ異変が起こり始めます。まず無性に和食が食べたくなり、レストランで生魚を注文。



 あまりに生すぎ

日本人でもそんな食い方しないですけど。





 気持ち悪い場面転換

さて、世にもうざったい場面転換を挟んで別のシーンへ。

まだまだうまくカブキパワーがコントロールできないハリー刑事、いざという時に間違ってピエロに変身したりといまいちの様子。ついに、初代カブキマンの孫娘にカブキパワーの特訓を申し入れます。

 ピエロマン





特訓はものすごい過酷なものでした。日本の伝統に従って全身タイツを着て逆さ吊りになったまま、床にばら撒かれた3色のお米を選り分けるというもの。もちろんこれも歌舞伎とは全然関係ありません。

 過酷な日本式?特訓





その特訓の成果か、カブキマンは大幅パワーアップ。街の悪人どもを次々とこらしめます。



 すごい技術です

時には悪党を海苔巻きに。



 ソバかもしれません

時にはそうめん(?)で縛り上げます。



 ベタ過ぎ

悪党の罠によって車でペシャンコにされても自力で蘇ります。





 ちょっと復活

形状記憶合金みたいですね





 ヒーローの基本

ヒーローですから空も飛べるみたいです。





 合成にもほどがある

あからさまに合成っぽいですけど。





 やっぱりキモいです

そして、遂に宿敵魔王との最終決戦へ・・・はたしてカブキマンVS魔王の壮絶なバトルの行方は如何に??壮絶なラストシーンは本当に興味のある人だけご覧ください。(唖然とするほどあっけないですけど)



そんなわけでナムコが関わっていながら日本文化がとんでもないことにされている国辱ヒーロー「カブキマン」。いかがだったでしょうか?この映画を観てジャパニーズ歌舞伎の真の魅力みたいなものを感じ取って頂ければ幸いです。そして「カブキマン」を通してより一層、歌舞伎界が発展することを願ってやまないような気がしないでもありません。(この作品を中村獅童に捧げます)




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参考) Amazon →    レビュー →   

     カブキロックス → 

出典) 「カブキマン」 トロマ/ナムコ/徳間ジャパンコミュニケーションズ