人間流しそうめんで板前力アップ!? 「新・包丁無宿」 後編

人間流しそうめんで板前力アップ!? 「新・包丁無宿」 後編







人間流しそうめんで板前力アップ!
こんにちはじゃまおくんです。世間ではオムライス嫌いをアピールして女子力アップとか、泥酔おもらしで女子力アップとか、もう「女子力」をつければ何でもありな状況になっておりますが、前回からご紹介している「新・包丁無宿」についても何でもありという意味では共通しております。なにしろモミアゲでおっぱいを揉み上げたりしてますからね。

というわけで前回一部のコアな方限定で反響がありました「新・包丁無宿」レビュー後編です。


前回からの続きということで、簡単に作品をご紹介しておきますと、「新・包丁無宿」は板前マンガのロングヒット作「包丁無宿」の続編です。悪の料理組織・大日本料理会の陰謀により一流料亭を追い出されてしまった主人公、暮流助が流れ板として人助けをしたり料理勝負をしたりするお話です。

料理絡繰屋敷とは?

そんな流助に訪れた最大の危機が「新・包丁無宿4巻」に掲載されている料理絡繰屋敷の回です。
大金持ちの屋敷の姫君の気まぐれにより料理絡繰屋敷でのバトルに参加するハメになった流助。その料理絡繰屋敷がどのぐらい恐ろしいものかといいますと・・・



誰得な料理勝負

ある者は右腕を骨折、ある者は熱湯を浴び、またある者は命を失い・・・と、マジで命懸けな感じになっております。ちなみに、解説してくれているこの屋敷のオッサン、下上さんというのですが、その名の通り・・・

誰得なギミック

逆立ちしても顔になるという・・・名前がわからないんですけど、昔からありますよね、こういうトリックアートみたいなやつ。っていうかこのくだりをストーリー上に挿入する必要性が全然ないんですけど。

なぜ流助がこんな酷いバトルに巻き込まれてしまったのかといいますと、流助に惚れている女板前、紅(くれない)が大日本料理会の罠にハマり、こんな目にあってしまったからなのです。

ゴラクらしい展開

いやあ、板前って本当に大変な仕事ですね!
というわけで、紅を救出するためにやむおえずバトルに参加する流助。タチの悪いことに、このバトルの主催者である姫君がものすごくドSでした。 

ドS姫

流助がバトルでライバルに遅れをとるたびに、過去に料理絡繰屋敷のバトルに敗れ廃人となった元板前たちが、紅の服を一枚づつ脱がしていくという展開に。

元板前たちが襲い掛かる・・・

元板前っていうかゾンビみたいになってますけど・・・。

楽勝そうな課題ですが

さて、料理絡繰屋敷でのバトルですが絡繰屋敷の名前は伊達ではなく、予選の腕試しの段階からヤバイ仕掛けがワンサカあります。たとえば鯵の早おろしの腕試しの場合・・・

忍者屋敷みたいだな

ちょっとでも制限時間を過ぎるとこうなります。

これも楽勝に思えるが

流助の最初の課題は、鮎の焼き加減試しです。凄腕の板前である流助にとっては楽勝の課題のはずですが・・・

まさかの煙センサー付

「煙に感知して天井が下がるのかっ!?」
全然落ち着いて料理できなさそうな感じですね。

そうめんを茹でるだけですが

その中でも一番すごいのは、流しそうめんのゆで加減試し。これに失敗すると・・・



人間流しそうめん

自分自身が流しそうめんになってしまうという未曽有の展開に!
っていうかちょっとウォータースライダーっぽいですけど。
そんなこんなで、なんとか課題をくぐり抜けてきた流助ですが、またしても難関が登場します。

怖すぎる

完全に拷問

四方八方から槍衾が突き出ている状態でアンコウの吊るし切りです!どう見ても拷問部屋にしか見えない感じですね。何度もいいますが板前って本当に大変だなあ・・・。

トゲトゲだらけ

ちなみに、流助ともう一人生き残っている大日本料理会から送られてきたライバルの板前も酷い目にあっていました。
そんなこんなで絡繰屋敷の恐るべき課題をくぐり抜けた二人が遂に決勝で対決するのですが、その内容がまた大変なことになっておりました。料理の三要素といえば「火」「水」そして「刃」ですが・・・その要素を取り入れたという、これぞまさに極限の板前バトル!!

どんな仕組みだよ・・・

左は灼熱の炎、右は滝のような洪水そして・・・

大河ドラマ並みのスケール

絶対死ぬだろ

頭上からはブンブンスイングしている大カマがだんだん下がってくるという極限状態。
この状況で料理を作れというのか・・・なんという板前イジメ。

相手も可哀想です

対戦相手なんかもう完全に精神崩壊寸前の表情ですよ・・・。

こういったすさまじいバトルが料理絡繰屋敷のエピソードなのですが、その他のインパクトのあるエピソードとしては、流助の対戦相手が連れている女の助手が胸や太ももをチラ見せしながら包丁を取り出すというパフォーマンスをしたりする回があります。

ゴルフのキャディみたいな感じ?

殺し屋っぽい

こいつらしかめっ面で・・・

「お見事!」
・・・て、お前らしかめっ面してるけど、ただスケベなだけだろ

そんなわけで前編、後編の2回にわたって「包丁無宿」シリーズをご紹介してまいりましたがいかがだったでしょうか?このぐらいの難関がくぐり抜けられる板前であれば相当な板前力を持っているということが言えますね!板前力がなんの役に立つかはわかりませんけど。

あと、いまさらなフォローをするようですが、基本的には「包丁無宿」ストイックでハードボイルドな板前マンガです。そこのところ誤解なきようお願いいたします。(説得力全然なし)



あと、北斗の拳みたいな世紀末世界のグルメを描いたマンガをこちらでレビューしております。合わせてどうぞ!



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出典) 「包丁無宿」 「新・包丁無宿」 たがわ靖之/日本文芸社
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