なぜ生まれたのか・・・お下劣すぎるヒーロー「超感覚ANALマン」
今年のクリスマスはアナ雪よりもANALマンで!
日本中のBGMがワム!かマライアか山下の三択になるイベント、クリスマスが今年もやってきました。愛を見失った男女達にあれほどまでに忌み嫌われたイベントX’masでしたが、その直前にハロウィンなる大型コスプレイベントが台頭してきたことにより、最近はその勢いも落ちてきています。X’mas支持派壊滅までもうひと押しですね!いいぞ!!
そんなムードに追い打ちをかけたい当サイトとしては、作年に引き続きクリスマスお下品更新を実施したい所存です。今年もとびきり酷いマンガをご用意してますよ!!X’masディナーをお楽しみの皆様は決してこれより先に進まず、この時点でそっとブラウザを閉じることを推奨します。そして、ご紹介するマンガはズバリ・・・「超感覚ANALマン」です。タイトルが既に酷い・・・酷すぎる!!
「超感覚ANALマン」の作者は安永航一郎先生です。安永先生の代表作としては「陸軍中野予備校」などがありますが、ギャグをもっとお下品な方に振り切ったのが本作品。タイトル通り、お尻の穴を絡めたギャグやパロディが山ほど出てくるのですが、まあよくこのタイトルで商業誌(電撃大王)に掲載できたもんだ・・・。
頭文字のこじつけっぽさがイカス
有って無きが如しのストーリーをご紹介しますと、主人公の天才科学者・菊川肛司(きくかわこうじ)が、原子力(Atomic)、中性子(Newtron)そして(And)、磁力線(Linear)を統合する素粒子、それらの頭文字をとったANAL粒子を発明するところから始まります。このANAL粒子が尻の穴から吸収されると、蒸着ならぬ「肛着」という現象が起こり、究極のANALパワーを身につけたヒーロー、超感覚ANALマンに変身するのでした。ていうか、なんだよANALパワーって・・・。
頭頂部がヤバイ
そのANALマンのビジュアルはこんな感じ。まあ普通にキモいんですが、今見ると進撃の巨人ぽいルックスで時代を先取りしていると言えなくもありません。
全身粘膜
ものすごいパワーを秘めたANALマンですが、弱点もあります。それは、全身が粘膜でできているために、体が異常に敏感なこと。ちょっと触られただけでも物凄い刺激なのです。そんなんでヒーローやってられるのか・・・。
そんな超感覚ヒーローが
アナル全開て
アレを連想させる黄金
みたいななんかネチョっとした感触の技の数々で、世界征服を企む悪の組織「ビッグアヌス」の手先を倒していきます。まあ、なんて恥ずかしい組織名!!
アヌス元帥
なんと、肛司の父は世界征服を企む悪の組織「ビッグアヌス」の首領・ヂカタビアヌス元帥でした。
アヌス将軍
さらに母もビッグアヌス分析参謀・マタタビアヌス将軍だったのです。それにしてもアヌスアヌスうるせーマンガだな。。。
その辺のどーでもいい設定は置いておいて、作品の見所としてはやはりパロディです。分かる人には分かる、分からない人にはわからない、お下品なパロディの数々をご覧ください。
元ネタは東方不敗
東洋一の男色王、後方不敗!!
バケツ入りモンスター・バケモン
ポケ○ンのサ●シっぽいキャラが登場!!
絶対任天堂に怒られるやつ
もちろんピカ○ュウも!って、どこが●カチュウやねん!!
オッシリアのアヌビス・・・
エジプトの神様も、設定次第でこんなにお下品な響きに!!
本当にあったんだ!!
飛行石ならぬ「秘肛石」を手に入れた悪党と対峙し大ピンチですが、もちろん滅びの言葉は
言うと思った
「バルス」ですね!!Twitterがダウンするやつです。
ラストは、有名なあの人がご登場です。ネタ元を出すとヤバそうなので、出しませんがお察しください。
知る人ぞ知るシーン
歌はいいねぇ・・・
多方面から怒られそう
東カホル・・・渚じゃないです。お間違えなきよう。
タオルが・・・
もちろんこんなにセクシー。なんのパロディかお分かりになりましたか?
というわけで、どこにニーズがあるのか分かりませんが、とにかく読んでいてお尻がムズ痒くなるマンガ、「超感覚ANALマン」をご紹介しました。クリスマスにふさわしい、恥ずかしくてアナがあれば入りたいほどの更新でした。
当時は出す気満々だった模様
ちなみに本作品は単行本一巻のラストに「第弐巻に続く」という表記がありますが、1997年の単行本発売以降、未だに単行本第二巻は発売されていないようです。なんでだろー、不思議だなー。来年のクリスマス辺りにはでてるかな?(絶対無理そう)
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出典)「超感覚ANALマン」 安永 航一郎/メディアワークス