かつて、東京のラーメンは「背脂チャッチャ系」と呼ばれるラーメンが台頭していた時期があった。昔ながらのスタンダードな鶏ガラスープの醤油ラーメンとは一線を画す、濁したスープの上に大量の豚の背脂が降り掛かかっているもので、いわゆる九州とんこつラーメンとも違うインパクトがあるものだった。
しかし、今となってはあれほどまでに流行った背脂チャッチャ系ラーメンは姿を消し、たまに見かけると、むしろ懐かしいとまでに思えるようになってしまった。
そんな、栄華を誇った背脂チャッチャ系を久しぶりに食べた時の気持を歌にしました。
浜田省吾の名曲にインスパイアされた歌、その名も
「背脂は雪のように」
聴いてください!
君のラーメンに脂身が
雪のように積もる夜には心の底から 豚骨を
愛することが出来るはず孤独で 君のからっぽの
その丼を満たさないで誰もが 乗せてる(I’m crying for you)
トッピングを 人には見せずに(You’re crying for him)誰もが 愛する店の床が(He’s crying for her)
テカテカに 眩しく輝く(She’s crying for me)背脂が雪のように つもる夜に