アニメ版ミスター味っ子 ~味皇 大阪城を破壊する!

美食王最強列伝


海原雄山と味皇、結局どっちが強ぇえんだ?
・・・この世にオギャアと生まれて以来、美食を志す人間にとって誰もが一度は考えたことのある命題なのではないでしょうか?


海原雄山
マンガ「美味しんぼ」において、当代きっての芸術家・美食家として知られる。
自らの美食哲学に基づき「美食倶楽部」を主宰。常に至高を求める史上最強の美食家。

「味皇」村田源二郎
マンガ「ミスター味っ子」において、美食界の天皇として君臨。自らも「味皇料理会」を設立。
日本の料理界に絶大な影響力を持っている。まさに天皇。

どちらも遜色のない権威と知名度を持つ・・・・だがこの世に二つの最強は必要ない。
料理界最強は一体どちらなのか・・・?このタブーに真っ向から挑んだ者はかつて存在しませんでした。

それは何故か?実はこれは決して答えの出ない命題であるからなのです。 例えばジャイアント馬場とアントニオ猪木、一体どちらがプロレス界最強か? ナンセンス。こんな疑問は全くの無意味ですよね?
これは南野陽子と浅香唯のどちらがスケバン最強かを決めるぐらい無意味に等しい行為なのです。

・・・ええと、若干話がそれましたので。戻しますとですね、料理マンガの世界には料理界最強と
呼ばれる男が二人いるのです。海原雄山と味皇。どちらも紛れもなく最強。優劣を決めるのは非常に困難だというわけです。

だがちょっと待てと。夢をあきらめないでと、J君は言いたい。全国2億3000万人の料理マンガファンの為に今日はJ君、一肌脱ぎます。どちらが最強か決着をつけようじゃないですか。 とはいえマンガという土俵で決着をつけるには無理が有りすぎる。ではアニメ版ではどうか?するとどうでしょう。アニメ版では二人の間に明確な力の差が有るではないですか!



味皇の圧勝・・・・これこそが真実である。



そう、アニメ版「ミスター味っ子」の味皇こそ美食界最強と呼ぶにふさわしい。 いや、もはや人間凶器といっても良いだろう。

百聞は一見に如かず。これはもう実際に見て頂く以外無いだろう。

アニメ版「味皇」の凄さは主に二つの要素に分けられる。 それはすなわち「登場シーン」と、「食後のリアクション」。 諸君!美食を極めるとはこういう事なのだッ!刮目して見よ!!

登場シーンその1

味皇様には海を真っ二つにする能力があります。
その能力はさながらモーゼの「十戒」に匹敵し、人智を超えたパワーを感じさせます。


大海原に一筋の閃光が!


もしかしてあのお方はっ!


足が宙に浮いています


味皇様だッ!


海が割れたァ!



登場シーンその2

登場シーンで度肝を抜くことに命を賭ける味皇様。
花見の席と言えど一切の妥協はなし。謎のマシーンに乗って登場。


謎のホバークラフトが・・・


そこに乗っているのはもちろん味皇様!


この違和感は何でしょう?



登場シーンその3

オムレツ対決の会場に忽然と現れる薔薇。そして一筋の光・・・
ああ、味皇様は強く、儚く、そして美しいのです。


またしても一筋の閃光が・・・


薔薇につつまれて味皇降臨!


神よ・・・私は美しい


魚座のアフロディーテではありません

食後リアクション1

お茶漬け対決の1シーン。桜の花の塩漬け入りのお茶漬けに感銘した味皇様
その美味さに思わず茶漬けに花を咲かせてしまう能力を披露。そして・・・・


こ、これはっ!


桜の花の塩漬けかっ!


うーまーいーぞー!


お茶漬けに桜が咲き始めました


立派な桜が咲きました


某尊師の如く空中浮揚で桜並木を飛び回る



食後リアクション2

オムレツ対決の1シーン。オムレツの天使のようなやわらかさに夢心地の味皇様。
一見すると徘徊老人を思わせる危険なワンシーンだが、黄泉の世界から果たして 戻ってこれるのか?


こ、このオムレツはっ!


ああ・・・味皇様が危ないっ!


いろいろと迎えに来てます


果たして味皇様は帰ってこられるのか?



食後リアクション3

大阪でのドンブリ対決。なぜか甲冑姿で気合いバリバリの味皇様。その美味さに大阪城をレーザー光線で破壊。そして自らの体が大阪城と一体化して・・・


鎧カブトで気合い入りまくり


いざ食します・・・すると


大阪城からレーザービームが!


破壊されまくり


大阪城が宙に浮いたッ!


大阪城から手がッ!


大阪城から足がッ!


天守閣から目がッ!


ついに味皇様が大阪城と一体化ッ!


完全体です





・・・・お分かりいただけたでしょうか?
料理界最強はアニメ版「味皇」。これがJ君の30年目の結論です。
今、料理界に激震が走ろうとしている・・・・

ちなみにビデオアニメ版「ミスター味っ子」の病んだタイトル付けも素敵すぎ。



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出典) 「ミスター味っ子」 (C)寺沢大介/講談社/サンライズ



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