これはひどい・・・究極エロパロマンガ「ファックアイ」
奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの童貞です。
こんにちはJ君です。クリスマスといえば・・・性夜ですね。恋人たちは、この日のために用意した鮮血滴る七面鳥のローストと、まるで泥を塗り固めたような漆黒のブッシュドノエルを喰らいながら、来るべき性なる夜に備えて鋭気を養うといいます。恐ろしい日ですね。
一方で、お前らクリスマスはどうせこんなサイトなんか見ないんだろ?ということで、当サイトにとっては一年において最も下品な更新が許される日でもあります。まあ、普段から下品な更新が多いという噂もあるんですが、それを差し引いても胸を張って「これはひどい」といえる作品を本日はご紹介します。その名も「ファックアイ」。タイトルからしてご想像がつくかと思いますが、名作「キャッツ・アイ」のパロディです。いかにも北条司先生が怒髪天をつく勢いで怒りそうなタイトルですが、実際の内容は想像のはるか斜め上を行く、大変お下品なブツでございました。
夜な夜な襲われる童貞
今日も夜な夜な襲われる童貞の若者達。
犯行の印はコンドーム
そして、その後に残されるのはファックアイ印のコンドーム。
「くそっー!」
どこかで見たシーン
ファックアイの担当刑事、鬱見は毎晩のように新聞を賑わせるファックアイに頭を悩ませるのでした。
エプロンのマークでバレバレ
鬱見刑事の行きつけは美人三姉妹が経営する喫茶店。しかも、その喫茶店の次女ヒトミとちょっといい仲なのです。どこかで聞いたことのあるような設定ですね。しかし、この喫茶店の三姉妹の正体こそ華麗に童貞を奪う童貞専門の怪盗
ファックアイ出陣
ファックアイ・・・まあ要するにただの変態です。
予告状もあります
毎晩のように届く予告状
まんざらでもない顔
次々奪われる童貞。
これもどこかで見たシーン
警察の厳重な警備の中、鮮やかに逃げ去っていくファックアイ。
ちなみにキャッツ・アイでは高価な美術品が盗まれるので、被害者は大いに悔しがったりするのですが、このファックアイではちょっと事情が違います。
なにせ、盗まれるのが「童貞」ということで、被害者の方もまんざらでもない感じです。需要と供給が一致してるので、実際のところ警察とか別にいらないレベルです。
むしろ喜ばれてます
それにしても、まさに原作レイプといいますか・・・同人誌でもなかなかないレベルの胸をしめつけるようなエロパロなのですが、ネタ切れなのか、その後はファックアイに敵対するキャラたちが次々と登場するという対決モノになっていきます。しかも、そのライバルキャラがまた何らかのパロディになっているという・・・とにかくどんどん酷いことになっていきます。
対決路線で最初に出てくるのは夜な夜な女性を襲っては、陰毛を剃り落とすという「陰毛変態サンバリカン」
一人三役サンバリカン
これがまた、救いようもないほどに下品な名前ですが、一応「太陽戦隊サンバルカン」がモチーフとなっているようです。酷いですね。
変質者No1て
このサンバリカンがこの町の変質者No1をかけて、ファックアイに挑戦状を叩き付けるという話です。
勝手にやっとれ
「この町の変質者No1はあたしたちだってこと、思い知らせてやるわ!」
サンバリカンからの挑戦状に燃えるファックアイ。町の住民にとっては迷惑極まりない話ですね。
その後の話では、まさに作品中一番のクライマックスといっていい大物キャラが登場し、ファックアイが過去最大のピンチに。
七つのイボを持つ男
荒野から歩いてくるこの男は・・・まさか、世紀末救世主・・・?
しらんがな
「オレの名前を言ってみろー」
・・・単なる変態ですねわかります。
童貞の味方です
彼の名はイカせればイカせるほど強くなるという「北斗淫拳」を操る北斗のケンちゃん。ちなみに股間のイチモツには七つのイボがあります。
それは秘孔ではないのでは?
「陰核という秘孔をついた。お前達は今から5秒後にイク。」
秘孔の一突きで相手をイカせてしまうという恐ろしい男が、童貞をオモチャにするファックアイに制裁を与えに現れたのです。
そして、三姉妹の三女、アイをさらっていくケンちゃん。ファックアイ最大のピンチ。
南斗性拳修行中
しかし、そこに謎の老師が現れ、ヒトミにイケばイクほど強くなる「南斗性拳」を授けるのです。
奥義を尽くした闘い
そして、ついに北斗淫拳と南斗性拳の究極の奥義を尽くした闘いが始まります。
これはひどい
「あたたたたたたた」
ええと・・・原哲夫先生に土下座して謝るべき内容ですね。
その後も大物が次々登場。ファックの前に立ちふさがります。今度はおそらくゴルゴ13のパロディだと思われるキャラ。その名も、
プロの登場
ちくび13
「ちくび」て・・・・なんのヒネリもないというか、ミもフタもない名前です。「13」しか合ってないし。
巨象さえよがらす375熊んこマグナム
ゴルゴじゃなかった、ちくび13のバイブ弾付きライフルがファックアイ(の股間)を襲う!・・・これはさいとうたかを先生の前で切腹するべきレベル。
というわけで、胸をしめつけるほどに下品なエロパロマンガ「ファックアイ」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?「これはひどい」とか散々言っておきながら、「北斗淫拳」と「南斗性拳」はちょっと上手いなとか思ってしまったJ君です。ホントすみません。武論尊先生にも土下座して謝りたい。
さて、コレをトップページにさらしたまま年を越すなんて、どんな羞恥プレイなんだという話ですが今年のレビュー更新はこれが最後となります。どうぞみなさまよいお年をお迎え下さい。
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出典) ファックアイ 沢木あかね/日本文華社
参考) Amazon → ■ キャッツ・アイ実写版