ロリすぎる押しかけ女房!?「Sweetらぶらぶ」

あんまりソワソワしないで
こんにちは、J君です。皆さんは、押しかけ女房についてどのような見解をお持ちでしょうか?まあ自分はそんなモテな経験など皆無ですので何ともいえないんですが、なんとなく男子の憧れですよね、押しかけ女房って。そんな押しかけ女房マンガの代表的作品といえば、高橋留美子先生の「うる星やつら」であることはWikipediaにも書かれているほどの周知の事実です。
ところで、かつて少女マンガ版コロコロコミックといわれたコミック誌「ぴょんぴょん」に「うる星やつら」の妹分ともいえる作品が掲載されておりました。その名も「Sweetらぶらぶ」という作品。 肉食系かつネコ耳な女の子が大胆な行動と舌使いで男子小学生をイチコロにするという、読んでいるといろんな意味でソワソワしてしまう内容となっております。
「Sweetらぶらぶ」が「うる星やつら」の妹分という表現をしたのは理由があります。ズバリ、本作品に出てくる主人公「らぶらぶ」のルックスがあまりにもそのまんまなのです。
このキャラはどう考えても・・・
このようにどう考えても「うる星やつら」のラムちゃんリスペクトなキャラクターとなっております。まあ細かいことを言ってしまうとラムちゃんは虎柄のビキニ、らぶらぶはネコ柄ワンピースという微妙な違いがありますが、どちらも町中を普通に歩くにはいささか露出が激しすぎるという点で共通しています。
正直この時点で作品をご紹介する意図の95%は達成してしまったのですが、それですとあまりに出オチなのがバレますので、それ以外の部分もご紹介いたしますと、
語尾が「にゃん」
たとえば、ラムちゃんは語尾に「だっちゃ」がつくのがチャームポイントだったりしますが、らぶらぶの方は語尾が「にゃん」です。うーん、ひねり度ゼロですね。
また、ラムちゃんは鬼型宇宙人で頭に角が生えているという設定ですが、らぶらぶの方は「にゃんにゃんらんど」というよく分からない世界からやって来ます。そして、頭にはネコ耳を装備しています。それにしても「にゃんにゃんらんど」って何なんですかね、ゆうこりんで言うところの「こりん星」みたいなものでしょうか。
にゃんにゃんらんどについての数少ない情報としてまして、にゃんにゃんらんどにはにゃんにゃん城という城がありまして、そこには「にゃんにゃん姫」という姫が住んでいます。にゃんにゃんにゃんにゃんうるさい感じですが、本作品をご紹介しようと思うとどうしてもにゃんにゃんにゃんにゃん言わざるをえませんので我慢していただきたいにゃん。
夜を感じさせるネーミング
あと、「にゃんにゃん姫」と聞くと、J君のような心の汚れた大人はついつい夜のご商売をしている方のように思ってしまいますが、このマンガは子供向けの少女マンガですので当然そのような設定ではありません。
一応変身能力があります
その他には、尻尾を引っ張られると猫に変身し、身体能力がパワーアップするという、いまひとつ作品中では役に立っていないギミックがあります。ちなみに3分間で元の人間型に戻ります。この辺はウルトラマンみたいですね。そんならぶらぶはある意味ラムちゃん以上に異性に対して積極的です。気に入った男子に対してはキスの代わりに・・・
かなり衝撃的ですよね
ペロンが炸裂します。
ちょっ・・・これは、キスより全然エロいですよ!まあ、あくまで心の汚れた大人の観点で見た場合ですが・・・。
うる星やつらのテンの位置づけ?
それ以外に、サブキャラクターとして「ぴこぴこ」という、妹が登場します。なんかうる星やつらでもこんな位置づけのキャラがいたような気がしますが気のせいでしょうか。このぴこぴこは姉よりも更に異性に対して大胆です。
姉より攻撃的
こんな感じで全体的にイチャイチャイチャイチャにゃんにゃんにゃんにゃんしまくりの展開で、小学生でもイチャイチャしているのに俺達ときたら・・・という気分にならざるを得ないマンガなのですが、子供向けマンガとしてはなかなか刺激的な描写が多いあたりも注目です。
えっちな妄想が止まらない
らぶらぶのボーイフレンド、ケンイチはいきなりらぶらぶが押しかけ女房状態で同居することになったため、夜な夜な悶々とした日々を送ったり・・・。
幼女にそのセリフはヤバいだろ
ぴこぴこを誘拐した誘拐犯のセリフが「おにいちゃんとあそぼ」だったり・・・。
少女マンガでもニーズがあるの?
ケンイチが風呂屋の壁をはさんでらぶらぶのヌードを妄想したり・・・。
っていうか、男子向けならともかく少女マンガでこういうお色気シーンって果たしてニーズがあるものなんでしょうか?女子が一体どういう心理状態になるのか想像もつきません(心の汚れた大人なので)。
というわけで、心の汚れた大人が読むと、「うる星やつら」以上に心がソワソワしてしまうマンガ「Sweetらぶらぶ」をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?パッと見は「うる星やつら」に似ているんだけど読んでみるとスケール感が全然違う作品・・・いわば、「キャプテン翼」と「がんばれキッカーズ」の関係と同じような感じでしょうか。
このなんともいえないソワソワ体験をしてみたい人はぜひご一読されされることをオススメします。
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出典)「Sweetらぶらぶ」 井口ユミ / 小学館
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