ノロと雪の女王

鍵を落とした話の翌日の話。

その精神的ショックがたたったのかどうなのかわからないけど胃腸炎を発症。

トイレにこもって嘔吐と下痢でウンウン苦しむ最悪の週末。

心なしかポール・マッカートニーとちょっとだけ気持ちがシンクロしてた。
ノロウイルスだと家族にも迷惑がかかるので翌日近所の病院に行って診察をした。
診察結果はノロではないとのこと。

私「そうなんですかノロじゃなかったんですかちょっと安心しました」
医師「最近、ちょっと体調が悪いとノロじゃないかとか言ってくる人多いんですよね~(たく素人め)」

というようなどことなくトゲのあるニュアンスを感じる会話をかわしつつ診察は終了。
しかし熱もあるので体調はすこぶる悪く、会社を休んで自室で寝ることに。

幼稚園から帰ってきた娘が平日なのに父親がいて、しかも真っ昼間から寝てるということでびっくりして異様にハイテンションになっている。

うるさい・・・静かに寝かせて欲しい・・・。

そのうち、娘が妻に話しかける形でリビングからこんな会話が(声がでかいので丸聞こえ)

「パパが早く良くなるようにお手紙書くんだ!」
「パパはやくよくなって・・・”ね”ってどう書くんだっけ?」

ひらがながようやっと書けるようになった娘が一生懸命手紙を書いてくれているのが微笑ましいと同時にとても嬉しい。我が娘ながらとてもいい子じゃないか!ちょっと感動して目がうるうるした。

いつもだと娘は手紙を書いた後、部屋のドアの下の隙間からそっと手紙を差し入れてくれる。ひきこもりの子供に母親が「晩ごはん置いておくね」って知らせるアレと同じ方式だ。書き終わったら今回もその方式で手紙を渡してくれるのだろう。楽しみだ。

「ありのーままのーすがたみせるのよー♪」

最近娘がハマっているアナ雪(日本語バージョン)の歌声が聞こえてきた。
相変わらずハイテンション。だがアナ雪を歌っているということは手紙は書き終えたのだろう。

しかし1時間経ち、2時間経ち、いっこうに手紙が差し入れられることがなかった。これはいくらなんでもおかしい・・・ということで部屋から出て娘の様子を見に行くと・・・

寝てた。(胃腸炎は全快しました)

タイトルとURLをコピーしました