「こっとん鉄丸」究極ファッションマンガ

夜霧のテキストマヌカン

男の子だっておしゃれ、どんどんしようよ!
オシャレ大好きJ君からの提言です。(好きなブランドはユニクロ

目からウロコの「究極のファッションマンガ」があるらしい・・・・掲示板でこんな情報をいただきました。
なんとファッションマンガ!そんな新境地が存在するとは。調香少年サトル以来の衝撃を受けたJ君は早速、古本屋にアクセス!


そのマンガこそが本日紹介する「こっとん鉄丸」です。ファッションマンガ。女性誌ならいざ知らず、少年誌ではほとんど見ないジャンルではないでしょうか?J君は過去にほとんど読んだ記憶がありません。確かにジャンルとして成立しにくい。なぜなら、
そのマンガ家のセンスに依存してしまうリスクを伴うからです。

主人公の山田鉄丸は世界一のファッションデザイナーを目指す少年。原宿を舞台にいろんな有名ショップや悪徳デザイナーに難癖をつけ勝負を挑むという、愛と感動のアパレルファンタジー!

他人様のファッションに文句をつけるぐらいですから主人公の鉄丸は相当なファッションセンスを持っているに違いありません。いったいどんなおしゃれボーイが主人公なのか?


なんだこの胸ポケット・・・?

???

・・・・うん?幻覚?

お前にファッションを語る資格が・・?

えっ? ボクが主人公なの?

いや・・・あのその、ファッションセンスのカケラもないJ君が言うのも何ですが、
その胸ポッケはねえだろ!(しかも2個横並び)

ってことで、まわりに有無を言わせぬ説得力を持つ鉄丸は、早速原宿で大暴れです。道行く若者の ファッションに早くもイチャもんつけはじめます。

鉄丸 「ははーん。これからナンパしに行くんだね?」
若者 「そんなのお前の知ったことかよ!」
鉄丸 「ぷぷぷっ!悪いけどそのまんまじゃ誰もよってこないかもね。」

そう言っていきなり若者のコーディネートをし始める鉄丸。
鉄丸 「ほいっ、できあがり!!」


・・・じゃじゃーん

絶対だ!
鉄丸 「ジーンズのすそは絶対ロールアップした方がいいよ!」

う・・・ん・・カッコイイ
「へーっ!なかなかいいじゃん。カッコよくなったぜ!」
若者 「そ、そうか・・・」

・・・そ、そうか??

そんなわけで鉄丸のアドバイスコーナー

国旗のプリントがトレンド!

・・・うん、微妙。

なんと言っても圧巻なのは、ルフォーレ原宿のショップ出店権をかけて有名ブランド「ヒューマンズ」とジャケット対決をするストーリー。 ルールは、それぞれのブランドのジャケット100着を先に完売した方が勝ちという単純明快なルール。

ここで、ちょっとブレイク。鉄丸のアドバイスコーナー「麻のジャケットキミならどう着る?」

チノパン(ツータック)でカッコ良くキメよう!

・・・うん、大きなお世話ですね。

有名ブランドのパーソンズ・・もといヒューマンズはソ連の直送ルートで格安の麻を手に入れ、4万円は下らないジャケットを1万5千円で売るという戦略です。そう、価格のリーズナブルさも勝負のポイントなのです。

麻のコストに頭を悩ませる鉄丸・・・そこに妙案が!コーヒーの麻袋を使えばタダ同然じゃないか!」 えー!なに言ってんのコイツ??

鉄丸暴走中

しかも麻袋にプリントされたコーヒーのロゴをデザインとしてそのまま利用。
「このスタンプって世界各地のものでしょ?見てるだけでも夢があるじゃない?」

・・そのポジティブさは間違ってるぞ!

さあそして、最後はボタンの選定です。コーヒーの麻袋にベストマッチなラフなボタンとは・・?
「これだぁ、これだよ!」


誰か止めないのか・・?
なんと、コカコーラのフタをボタンにしようとする鉄丸。
いや、それはさすがにラフすぎでは?あまりにも貧乏くさ・・・
「遊び心満点ね!」

・・誰かコイツらを止めてくれ!

と言うわけで、コーヒー豆の麻袋のジャケットにコーラのフタのボタン。そして着心地を重視して虫取りあみの網を裏地に使うというナイス工夫!これで何と、1000円という低価格を実現!ヒューマンズの 15000円に対し1000円・・・・価格差は歴然です。しかもセンスには定評のある鉄丸デザイン。 ジャケット勝負は(価格で)見事鉄丸が勝利したのでした!

オシャレすぎて卒倒しそう

最後の鉄丸のアドバイスコーナー「ちょっとしたオシャレにワッペンつけてみよう!」

これからはワッペンの時代

J君も今日からユニクロやめて鉄丸ブランドにしようと思います・・・・・。

参考)

こっとん鉄丸(たぶんオフィシャル) 

夜霧のハウスマヌカン(関係ないけど)

脱オタクファッションガイド

◆WEBで「こっとん鉄丸」を立読み ⇒ ebookjapan / 楽天DL

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