スペース・プリンセス~銀河ボディコン伝説~

ボディコン戦士 夏の陣





日本の夏、ボディコンの夏!

こんにちはJ君です。今年は水不足が懸念されるほどの控えめな梅雨で、すっかり真夏の暑さになってきましたね。暑くなってくると薄着の女性が眩しいですよね。今日はそんな眩しい夏にピッタリ、子供は見ちゃダメ!なセクシーテキストをお送りしようと思います。まあ子供にオススメできないのは今回に限ったことではないですけども


女性といえばセクシー、セクシーといえばボディコン(セクハラ発言)というわけで本日お送りしますのは1990年に制作された「スペース・プリンセス~銀河ボディコン伝説~」です。「ボディコンて何?」というような成長途上のお子ちゃまはママに聞いてみましょう。きっと家庭不和に繋がります

 インパクト抜群の邦題



さて、この映画、このパッケージのジャケット(※トップ絵参照)からして匂い立つようなセクシー加減がたまらないわけですが、パッケージの裏にあるストーリー紹介も男心を煽りまくりです




遙か宇宙の彼方、女系惑星ボルテラ。死期の迫った女王は平和を愛する次女のオビュールに王位を継承するが、冷酷で残忍な長女キュラーンはそれに激怒して戦線を布告、劣勢に立ったオビュールは地球へと逃げ延びるが・・・(中略)



今、異郷の地を舞台にナイスなギャル達の濡れたTシャツが弾けハイレグもくい込む激しい追跡戦が始まった。火花を散らすライト・サーベル、息を飲むカー・チェイス、そしてウハウハのお色気。最新のデジタルSFX技術を駆使して描く快感のSF悩殺エクスタシーアクション



・・・どうでしょう、男心を煽られまくりですかね?(疑問系)

というわけで、この映画ジャンルは世界でも類を見ない「SF悩殺エクスタシーアクション」ということのようです。果たしてどんな映画なんでしょうか?J君は今、ものすごい地雷を踏んだ気がしてなりません。



さっそく内容を紹介していくわけですが、ストーリーはズバリ、先ほど紹介したものが全てでそれ以上でも以下でもないので割愛させて頂きますが、舞台は女性が支配する惑星ボルテラ、男はみんな情夫か奴隷というものすごい女尊男卑な世界です。そこで今まさに女王の死期が迫り、王位継承がなされようとしているのでした。



 やる気なさげなヒロイン

そして、その王位継承候補は二人の娘に絞られています。一人は主人公の次女のオビュール。平和を愛す心優しき、金髪ミニスカでイマイチやる気の感じられない娘っ子です。



 やる気満々な長女

そして、長女のキュラーン。まさに女尊男卑を地で行く冷酷で残忍なセクシーダイナマイトSMババ・・・ギャルです。登場シーンからしてインパクト抜群。やってくれました。



 杉田かおるばりのキック

いきなり乳丸だしで奴隷男に蹴りを食らわす長女キュラーン

「おまえらはなんの役にも立たない虫ケラだ」



 ご奉仕に不満です

「今までで、一番感じなかったよ」

どうやら、男達のご奉仕が不満だった模様です。どうやら長女の方が別の意味で女王様の素質十分のようです



 奴隷が哀れすぎ

虫ケラ扱いされ泣きそうになってる男奴隷達。悲惨です。



そんな好対照の姉妹に遂に運命の時が訪れます。そう、王位継承の時が来たのです。そして王女は長女のキュラーンを、

 王女怒る

「お前は売女なのよ」

と罵り、妹のオビュールに王位を継承してしまいます。キュラーンはそこで当然逆ギレですよ。いきなりスターウォーズシリーズ伝統のライトセーバー(のパチもん)が登場。長女チームと次女チームの壮絶な乱闘が始まります。ちなみにこのシーンがこの映画最大の見せ場です



 ライトセーバー?



 腰が退けてます



 チラチラッと

対決の途中チラチラとミニスカの中が見えたり見えなかったりしますが、「SF悩殺エクスタシーアクション」ですからそのぐらいはやって当然でしょう。



 なぜか全裸

そして、長女チームの馬力に押された次女オビュールはやむなくカプセルで地球に脱出します。なぜか全裸ですがそこは「SF悩殺エクスタシーアクション」ですから(中略)。全裸に理屈はいらないんです。



 濡れTシャツコンテスト

命からがら地球に脱出したオビュール、しかしカプセルが到着した所はなぜか「濡れTシャツコンテスト会場」でした。(すげーバカ)



 後ろのオヤジが楽しそう

濡れTシャツコンテストとは言うまでもなく、このように半分しか丈のないTシャツを着た美女に霧吹きで水を吹きかけた状態で誰が一番セクシーかを競うという、真夏に相応しいバカイベントです



 濡れTプリンセス

そしてオビュールもワケが分からないうちにTシャツを着させられ参加されられます。濡れTシャツコンテストに出演するプリンセス。「SF悩殺エクスタシーアクション」だから可能な無意味シーンですね。



オビュールが地球に脱出したことを知った長女キュラーンは、オビュールにとどめを刺すために手下を連れてカプセルで地球に向かいます。



 やはり全裸

・・・もちろん全裸で

丸腰で地球に行くことを不安がる手下にも、



 全裸で逆ギレ

「生まれたままの姿でいいんだよ」

と説得力が有るんだか無いんだか分からない理由で強引に全裸にさせます



 

そして、カプセルが到着し所はやはり「濡れTシャツコンテスト会場」

しかし武闘派のキュラーンは会場の男共をボコ殴りにして、オビュールの行き先を聞き出そうとします。



その頃、惑星ボルテラでは次女チームのギャル達がオビュールの無事を祈って祈りを捧げていました。



 ただ祈ってるだけ

すごく後ろ向きな解決方法ですね。(やる気ゼロ)



 意味の無いカーチェイス

その後はストーリーはグダグダと展開し、警察を巻き込んでアメリカ映画お約束、必然性のないカーチェイスシーン



 無駄に長いベッドシーン

さらに、地球でナンパされた男とできてしまったオビュールは、B級映画ならではのよく見えないくせに無駄に長いベッドシーン(約3分)を見せつけてくれます。



 ただのケンカです

こういったB級映画の定番シーンをこなした後、遂に長女と次女の最終決戦です。安っぽい倉庫でのキャットファイトシーン。こうなってくるとSFでもなんでもありません。前半の惑星のセットで予算を使い切ってしまったのでしょうか?



 最後も全裸

最後は、次女が長女にキャットファイトで見事勝利。地球で作った彼氏を惑星に連れて帰り(全裸で)、男女平等な素敵な国にしましょうね、というハッピーエンディングでした。よかったよかった。観ている方は全然よくなかったけど。



さて一気に紹介してきました「スペース・プリンセス~銀河ボディコン伝説~」いかがだったでしょうか?銀河もスペースもSFも全て最初の10分に集約されていて、その後は地球でのどうでもいい全裸コメディだというこの潔さこそが作品の魅力でしょう。



この映画は大脳がくだらないと判断する前に一気に観てしまうのがポイントです。止まったらそこで終わり。今夏はこの映画で悩殺されて一気に猛暑を乗り切ってみてはいかがでしょうか?ちなみに本作品の原題は「PRINCESS
WARRIOR」。ボディコンは微塵も関係ありませんでした






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参考) セクシー関連 → ビキニカラテ  ツインゴッデス

出典) 「スペース・プリンセス 銀河ボディコン伝説」 ビクター音楽産業/フロムスクラッチ


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