「実録 蒙古タンメン中本物語」をレビューしながらインスタで中本の写真をダラダラ貼り付けただけの記事

 

皆さんは「蒙古タンメン中本」を知っていますか?東京をはじめとした関東近郊にしかお店がないですが、セブンイレブンでコラボラーメンを出していたりもするので、おそらく激辛系のラーメン店としては日本で一番知名度があるのではないでしょうか。

J君もそんな蒙古タンメン中本にハマってかれこれ15年近く通い続けているのですが、一番通っていたときは週3は行っていたでしょうか・・・。現在はコロナ禍でなかなか外食もしづらいご時世ですが、それでも月一回ぐらいは行かないと禁断症状がでてしまいます。そんな恐るべき激辛ジャンキー達を量産し続ける蒙古タンメン中本のマンガが実はあるんです。その名も「実録 蒙古タンメン中本物語」。本日はこの漫画をご紹介しつつ、過去に食べた中本の写真をダラダラと貼り付けるという非常に生産性のない記事となっております。

 

ふんどし村が気になる

 

「実録 蒙古タンメン中本物語」は、「実録」というタイトルからも分かる通り、実録系雑誌「漫画実話ナックルズ」2010年9月号に読み切り掲載されました。当時は店舗でもラミネートされて読めるようになっていた記憶があります。表紙には「エロすぎるふんどし村、強制労働現場!!」「謎のパツキン爆乳祭り」等々の魅惑のフレーズが踊り狂っており、さすが実話ナックルズだと思わされるものがありますが、今回ご紹介するのはあくまで「実録 蒙古タンメン中本物語」です。パツキン爆乳はご紹介いたしません。

 


お得なクーポン券つき!

 

ちなみに自分が一番好きな中本のメニューは辛さレベル8の「五目味噌タンメン」です。

 

 

中本の代名詞といえば辛さレベル9の「北極ラーメン」や辛さレベル10の「冷やし味噌ラーメン」があるのですが、正直J君はそのレベルまで至ってないので、程よく激辛でビリ辛に炒めた野菜がメチャ旨い「五目味噌タンメン」を定番メニューとしております。

 


ハーレー大好き白根社長

 

「実録 蒙古タンメン中本物語」では、現在中本の二代目店主となっている白根誠氏が、ただの1中本ファンだった存在から、初代店主、中本正氏の後を引き継ぎ、蒙古タンメン中本ブームを作り上げるところまでのストーリーが描かれております。

蒙古タンメン中本に興味がない人には正直どうでもいい内容ですが、中本好きな人には垂涎モノのマニアックな作品となっております。

 

基本は蒙古タンメンから

 


辛すぎて食べれないのもお約束

 

白根氏とはじめての中本との出会い。友人に誘われ、いかにも辛そうなビジュアルの蒙古タンメンに初チャレンジしたところ、見事轟沈。現在店主を務める白根氏もしばらくは中本のラーメンを完食できなかったのです。

 


いつの間にか食べられるようになっている不思議

 

そうなんですよ、中本のラーメンて激辛好きが集まるイメージなんですけど、実は辛いのが全くダメな人が何度かチャレンジしているうちに、気がついたらドハマリしてしまい激辛大好きになっているというパターンが結構あるのです。J君はまさにそのパターン。それまでは激辛は大の苦手で、キムチや麻婆豆腐すら食べるのに躊躇していたレベルでした。

 

 

激辛メニューのイメージが強い中本ですが、実は「塩タンメン」という全く辛くないメニューもありまして、これが普通のタンメンとしてめちゃくちゃレベルが高い代物であります。つまり中本は辛くないメニューでも旨いんです。気分的に辛いのは無理、でも旨いタンメンが食いたい、という気分の時はだいたいコレにしています。

 

 

塩タンメンを頼んだものの、やっぱり中本だし辛いのもちょっと欲しいかな?と、井の頭のゴローちゃんのごとく優柔不断な気持ちが芽生えてきたら、ちょい足しでご飯物メニューを付けてみるというのもいいかもしれないです。上の写真は「蒙古丼」のハーフバージョン「半蒙古丼」というメニューで、激辛麻婆豆腐丼なのですが、お肉と煮込み野菜とゆで卵のバランスが絶妙で麺類のお供にバッチリです。ちなみにハーフでも結構量が多いので、全くちょい足しレベルではないという、ダイエッター泣かせなところは要注意です。

 

1日2中本は尋常じゃない

 

すっかり中本の魅力にとりつかれた白根氏は、1週間ほぼ毎日、多いときは1日2回通うという初代店主も引くぐらいの超常連になってしまいます。しかし、ほどなくして常連たちの間で中本が閉店するらしいという不穏な噂が立ち始めます。

 


ウォーキング・デッド状態

 

そして噂は本当になってしまいました。なんと1998年12月28日、蒙古タンメン中本の前身である「中国料理中本」が突如として閉店。白根氏を始めとした多くの中本ファン達が絶望したのでした。

 


行動力ありすぎ

 

中本亡き後、他の店の激辛ラーメンをいくら食べても満足できない・・・すっかり中本なしでは生きられない体になってしまっていた白根氏は、なんと中本の味を自分に引き継がせてもらえないかと初代店主に交渉。いくら中本のラーメンが好きだからって調理経験もないのに跡を継がせろって、メチャクチャな行動力ですね。

 


激辛伝承

 

何度断られても諦めず・・・そして長きにわたる説得の甲斐あり、ついに中本の看板を継ぐことを許されたのです。これぞまさに伝説の奥義が伝承されるシーン。北斗の拳でリュウケンがケンシロウに北斗神拳を授けた時に匹敵します。(違うか)

 

 

ところでこちらは「樺太ラーメン」という上板橋の中本本店など一部でだけ食べられる限定メニューです。醤油ラーメンに激辛麻婆豆腐が乗っかるスタイルで、先代中本の味をそのまま継承している中本マニア向けのメニューとなっております。

 


二代目の苦悩

 

二代目中本のオープン初日はなんと400人以上もお客さんが集まりました。一介の中華料理屋が一日でさばける客数じゃないですよね。おそらく初代中本閉店後、絶望のあまり中本ロスを発症しウォーキングデッドのように街を彷徨い歩き続けていた中本ジャンキー達が、この日一斉に集ったに違いありません。

 


二代目正式襲名

 

昔と味が違うと怖いオッサンに怒鳴られたり苦労も色々ありつつも、古くからの常連さんに復活してくれたことに感謝されたりしながら、2代目中本「蒙古タンメン中本」が認知されていったのだそうです。イイハナシダナー。

 


グーで行ってます

 

若い店員さんがチャラついていてたりすると白根社長の鉄拳制裁が飛んだりして、思いっきり体育会系だったりもしますけど、今や店舗数は24店舗もある規模になっていますし、きっとお店のクオリティーを保つためにもこういう厳しさが必要なんですね。

 

 

パンチといえば、この「味噌卵麺」もかなりパンチが効いた辛さです。最初に紹介した「五目味噌タンメン」と同じ辛さレベル8なのですが、J君の体感的には明らかにそれよりも辛いです。「北極ラーメン」に限りなく近い8.9ぐらいの辛さではないかと思っているのですが皆さんいかがでしょうか?どうでもいいですかそうですか。

というわけで、「実録 蒙古タンメン中本物語」をご紹介したのですが、中本の写真が多すぎて全然頭に入ってこなかったのではないでしょうか。結局の所、自分は単に中本の写真を皆さんに見せびらかしたかっただけなのかもしれません。いや、間違いなくそうです。

 
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出典)
「実録 蒙古タンメン中本物語」 / 「漫画実話ナックルズ」2010年9月号 / 龍神 / 糸数康文 / ミリオン出版

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