じゃまおくん(jkun)

漫画

『BOYS BE…』全254話! 甘酸っぱい青春が去来する、中高生ラブコメマンガのバイブル

全254話! 甘酸っぱい青春が去来する、中高生ラブコメマンガのバイブル『BOYS BE…』(ボーイズビー)(2018/12/20日刊サイゾー掲載) 突然ですが、皆さんは大志を抱いてますか? 「Boys, be ambitious(少年よ大志を抱け)」というクラーク博士の有名な言葉がありますが、僕はせいぜい年末ジャンボを買うぐらいで、そんなに大志なんて抱けてないですが。今回ご紹介するのは、その「Bo...
漫画

『このゆびとまれ』芸能界をあざとく生きる天才子役マンガ

芸能界をあざとく生きる天才子役マンガ 『このゆびとまれ』(日刊サイゾー掲載2016/9/12)「天才子役」。このワードを聞いてすぐにイメージするタレントといえば、芦田愛菜ちゃん、加藤清史郎くんあたりでしょうか。かつては、日本テレビ系『家なき子』で一世を風靡した安達祐実、NHK朝ドラ『おしん』の小林綾子も、天才子役と呼ばれていましたね。そんな天賦の才能を持った子役たちが魑魅魍魎はびこる芸能界で生き延...
漫画

『リーマンギャンブラーマウス』 女体盛りに特化しすぎたギャンブルマンガが熱すぎる!

女体盛りに特化しすぎたギャンブルマンガ『リーマンギャンブラーマウス』が熱すぎる!(日刊サイゾー2017/12/12掲載) 最近はそうでもないのかもしれませんが、かつては日本全国のブラック企業で、宴会芸としてアキラ100%的な裸芸をやらされる不幸なサラリーマンが続出していましたね。なんで日本人て宴会で脱いだり脱がしたりするのが好きなんですかね。悲しい性ですね。ところで宴会芸といえば……そう「女体盛り...
打ち切りマンガ

「メタルK」 「ザ・グリーンアイズ」打ち切られたマンガ家の慟哭、巻来功士「連載終了!」と伝説のトラウマ作品達

皆さんは巻来功士先生をご存知でしょうか。巻来功士先生といえば週刊少年ジャンプの代表作「ゴッドサイダー」がありますが、その他にも強烈な描写でジャンプ読者にトラウマを残しつつ壮絶に打ち切られた「メタルK」や「ザ・グリーンアイズ」という作品を残しています。今回は巻来功士先生の自伝的マンガ「連載終了!- 少年ジャンプ黄金期の舞台裏-」で描かれている、採用されないネーム、打ち切られるマンガ、次々変わる編集担...
漫画

『女子アナ七瀬』テレビ業界の闇を描きすぎ!? 女子アナ実態暴露マンガ

テレビ業界の闇を描きすぎ!? 女子アナ実態暴露マンガ『女子アナ七瀬』(日刊サイゾー掲載2017/1/5) 天使のようなルックスに、ほとばしる知性。一般男子が憧れても、決して手が届かない……。女子アナといえば、そんな魅惑の存在です。華々しい職業の代表格である女子アナですが、決してきれいな部分だけではありません。番組プロデューサーへの枕営業、ライバル女子アナ同士のドロドロした確執、取材先のスポーツ選手...
漫画

『スーパードクターK』まるで医療版北斗の拳! ハイテンションすぎる医師マンガ

まるで医療版『北斗の拳』! ハイテンションすぎる医師マンガ『スーパードクターK』(日刊サイゾー掲載2018/9/12) 今も昔も医療マンガの頂点といえば『ブラック・ジャック』ですが、近年の医療マンガのトレンドは、いかにリアルな医療現場を描くかになってきていますね。『コウノドリ』『ブラックジャックによろしく』『Dr.コトー診療所』『医龍』などなど、ひとたび人気が出れば実写ドラマ化されることが多いのも...
雑記

令和最新版第三世代進化版 言い間違い

うちの子供達が3歳から6歳の間に自信満々で言い放っていたクリティカルな言い間違いが久々にアップデートされたのでここに記す。ゲゲゲの金太郎(ゲゲゲの鬼太郎のこと)汚い子(鬼太郎のこと)はだかん坊(子泣き爺のこと)スナバババア(砂かけばばあのこと)ジョージ(吉祥寺のこと)サーロイン(ハロウィンのこと)おしっこみたいな人(ストレッチマンのこと)ハイジ(カイジのこと)美女と野牛(美女と野獣のこと)ミルクス...
打ち切りマンガ

『くおん…』「そんな偶然あるわけねーだろ!」と突っ込まずにはいられない、伝説の超ご都合主義ラブコメ

「そんな偶然あるわけねーだろ!」突っ込まずにはいられない、伝説の超ご都合主義ラブコメ『くおん…』(2015/1/4日刊サイゾー掲載)「週刊少年ジャンプ」(集英社)の黄金期といえば諸説ありますが、一般的には1984年に発行部数が400万部を突破してから94年ごろまでといわれています。当時のヒット作の多くは、いわゆるジャンプ三原則といわれる「友情・努力・勝利」の方程式に則ったものが多く、このルールに反...
漫画

驚くほどにかっこいい! 宇宙海賊『コブラ』に学ぶ、小粋なジョークのすすめ

驚くほどにかっこいい! 宇宙海賊『コブラ』に学ぶ、小粋なジョークのすすめ(2018/11/20日刊サイゾー掲載)ビジネスの世界では難しい交渉ごとをうまく運ばせるのに、時にはジョークのセンスが有効だとかいわれますよね。とにかくジョークが上手いやつは仕事がデキてモテるんです。それを証明しているのが、マンガ界きってのタフネスさとジョークのセンスを併せ持つヒーロー『コブラ』です。今回は『コブラ』から、驚く...
漫画

「実録 あだち充物語」とクズの見本市マンガ「連ちゃんパパ」の意外な接点とは?

クズの見本市マンガ「連ちゃんパパ」と「実録 あだち充物語」 その意外な接点とは?全国が緊急事態宣言による外出自粛の真っ只中の2020年5月、1990年代の単行本化すらされていなかった、とあるマンガが突如ネット上でブレイクしました。そのマンガの名は「連ちゃんパパ」。ファミリー感あふれるほのぼのした絵柄でありながら、登場人物がほぼ全員クズ。清々しいぐらいに胸糞悪い読後感が評判の作品です。ステイホーム中...
漫画

『愛しのアイリーン』42歳非モテ男と、18歳フィリピーナの壮絶すぎる国際結婚物語

42歳非モテ男と、18歳フィリピーナの壮絶すぎる国際結婚物語『愛しのアイリーン』 国際結婚というと、皆さんがすぐに思い浮かべるのは千昌夫とジェーン・シェパード夫人、梅宮辰夫とクラウディア夫人、川崎麻世とカイヤ夫人、後藤久美子とジャン・アレジ等の華々しい結婚ではないでしょうか。えっ、どれも古いって?今回ご紹介する『愛しのアイリーン』は、1995~96年まで「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載...
漫画

浮気はダメ。ゼッタイ。『きまぐれオレンジ☆ロード』に学ぶ、正しい優柔不断のススメ

浮気はダメ。ゼッタイ。『きまぐれオレンジロード』に学ぶ、正しい優柔不断のススメ(日刊サイゾー掲載2017/8/23)昨今のワイドショーでは、相変わらず芸能界の不倫のニュースをセンセーショナルに取り上げてますね。今年も既にいくつかありました。みんな自分がされるのは嫌だけど、他人事なら大好物ですもんね。不倫。どんなに奥さんが美人でも、おしどり夫婦に見えても不倫は決して無くなることはないようです。不倫は...
打ち切りマンガ

『飛ぶ教室』テーマが重すぎた!? ジャンプ史上最も泣ける打ち切りマンガ

テーマが重すぎた!? ジャンプ史上最も泣ける、打ち切りマンガ『飛ぶ教室』(2018/10/10日刊サイゾー掲載) 皆さん、涙活してますか? 1カ月に2~3分、思いっきり泣くことで心のデトックス、ストレス解消ができるらしいですね。ストレスフルな日常を送る現代人にはピッタリといえます。ちなみに僕は先日、足の小指をタンスにぶつけて強制的に涙活しました。むしろ、ストレスがたまったんですけど……。 で、今回...
漫画

「プラレス3四郎」 時代をあまりに先取りしすぎたロボットバトルマンガ、ポロリもあるよ!

時代をあまりに先取りしすぎたロボットバトルマンガ「プラレス3四郎」。ポロリもあるよ!皆さんは『プラレス3四郎』というマンガをご存知でしょうか。週刊少年チャンピオンで1982年から1985年まで連載されたロボットバトルマンガで、1983年からはアニメにもなりましたので印象に残っている人も多いかもしれません。当時ガンプラブームの真っ只中、なけなしのお小遣いで近所のプラモ屋で抱き合わせ販売されていたホワ...
漫画

『冬物語』グダグダすぎる主人公を反面教師に! 全国の浪人生に贈る、予備校生マンガ

グダグダすぎる主人公を反面教師に! 全国の浪人生に贈る、予備校生マンガ『冬物語』(日刊サイゾー掲載2015/11/11)予備校は受験勉強するところ? いえいえ……恋をするところです!皆さんは、予備校に通ってましたか? 最近は少子化で、すっかり予備校の存在感は薄れており、目立っているのは「今でしょ!」の林修先生ぐらいですが、1970~90年代前半までは大学受験バブル。大学行くなら浪人して当たり前とい...
少女漫画

少女マンガ界最大のタブー!? 封印マンガ『キャンディ・キャンディ』とはどんなマンガだったのか?

少女マンガ界最大のタブー!? 封印マンガ『キャンディキャンディ』とはどんなマンガだったのか?(日刊サイゾー掲載2017/9/11) 皆様こんにちは。美白ブームの昨今ですが、この夏にむけて紫外線対策はバッチリでしょうか? シミ・そばかすは、イマドキの女性にとっては天敵ですよね。しかし、かつて「そばかす」「鼻ぺちゃ」「おてんば」こそが、モテ系女子のキーワードだった時代がありました。今回ご紹介する『キャ...
漫画

「これはファックではない訓練だ!」伝説のハードボイルドエロ劇画『実験人形ダミー・オスカー』

「これはファックではない訓練だ!」伝説のハードボイルドエロ劇画『実験人形ダミーオスカー』(日刊サイゾー掲載2016/9/24) 今回ご紹介するのは『実験人形ダミー・オスカー』という作品。小池一夫先生と叶精作先生の巨匠コンビによる名作です。しかし、タイトルは知っているけど読んだことがない、という人も多いのではないでしょうか? その異様な響きのタイトルといい、あまりにエロ劇画的で近寄りがたいオーラが漂...
漫画

『イオナ』マツコも愛した、バブル臭ムンムンのセクシーダイナマイト女教師マンガ

マツコも愛した、バブル臭ムンムンのセクシーダイナマイト女教師マンガ『イオナ』(日刊サイゾー2017/3/13掲載) 先日『マツコの知らない世界』(TBS系)を見ていたら、普段全然マンガを読まないというマツコ・デラックスが、学生時代に読んでいた数少ないマンガとして『イオナ』を挙げていました。バブル期を象徴するグンバツなバディのイケイケなナオンが登場する女教師マンガ、それが『イオナ』です。あらためて読...
漫画

伝説の体操マンガ『空のキャンバス』が重すぎる……登場人物全員悲劇! 全員号泣! 

登場人物全員悲劇! 全員号泣! 伝説の体操マンガ『空のキャンバス』が重すぎる……(日刊サイゾー掲載2017/10/21) 日本を代表する男子体操選手といえば内村航平、そして白井健三。白熱する2人のライバル関係もあり、東京オリンピックに向けて、体操ニッポンの活躍が大いに期待できるところですが、マンガの世界で男子体操マンガっていうと……とても数が少ないです。しかしその中で突き抜けた存在の作品がありまし...
漫画

くだらない下ネタの宝石箱や~! 絶倫諸国マン遊記『男!日本海』

くだらない下ネタの宝石箱や~! 絶倫諸国マン遊記『男!日本海』(日刊サイゾー掲載2016/11/12)大ヒットするマンガといえば、たいていは息もつかせぬスリリングな展開、読者の期待を裏切るどんでん返しなど、ハラハラドキドキな要素がめじろ押しだったりするものです。しかし、そういうマンガばかり読んでいると、たまにはまったく中身のない、頭を空っぽにして読めるものが恋しくなったりすることはありませんか?今...